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2005年(平17)7月14日 議会レポのロゴ No.264


※金属片
 ガードレールに付着した金属片、一時期話題となりましたが市内でも6ヵ所ほど見つかっています。全国では、2万箇所も発見されたとか。
 原因は事故車の破片で落ちついたようですが、毎日パトロールしているはずの道路で、この金属片がこれまで見落とされていたことを今後の教訓にしなければ なりません。
 人間のすることですから完璧ではないにしても、それに向けての努力がいかにされているかが大切だろうと思います。


※定例議会での議案の可否A
 最終日の議案の可否について概要をお知らせします。(議案名は簡明にしてあります)

○市税条例の一部改正    可決
 地方税法の一部改正に伴い条例を改正するもの。これにより、65歳以上の非課税措置が廃止されることに。

 審議を通じて、申請主義の悪い点が改めて明らかになりました。
 申請主義とは、各種制度の対象者であっても本人から申請がされなければ制度適用がされないことです。つまり、行政は制度の対象者がどのくらいいるのか、 誰が対象なのかを認知していても、それを本人に通知し制度の利用を促すことはしません。あくまでも、本人からの申請がなければ利用の意思なしで済ませるわ けです。
 
  今回、65歳以上で490人が市税の減免制度が利用できていたのに、実際の利用者は一人という状況が明らかに。いい制度であってもこれでは意味がありませ ん。
申請主義をどう改善していくのか、当局もそろそろ考え方を改めてほしいところです。

○一般会計補正予算  全会一致で可決
 浜風小学校内に、応急的に保育所が設置されます。その費用を追加するものです。

○老保特別会計補正予算 全会一致で可決
 償還金の追加によるもの。

○高浜用地造成業務委託契約   可決
 大震災の後、仮設のあった高浜用地を新たに造成して分譲する方向が明らかにされています。この造成業務を県住宅供給公社に随意契約で委託する議案。契約 金額は、7億円。
 委託せずに、市が直接すればよいことですが、「経験がない」ということで委託するとの事。

○訴えの提起          可決
 市有地を一部占拠していると市が主張する市民を訴えるもの。経緯がいろいろあり、もう少し話し合いを続けてもよいのではとも思い、委員会では継続の動議 も出したのですが否決に。本会議では賛成をしました。

○市立美術博物館の存続を求める請願
            全会一致で可決

○義務教育費国庫負担の堅持求める請願
               可決

○30人学級実現を求める請願  否決
 自治体任せ出なく、国の負担・責任で実施を求める内容の請願。民生・文教常任委員会では、賛成多数で可決され国の関係機関に提出する意見書も用意されて いました。しかし、本会議では私も賛成したのですが少数ということで、否決されてしまいました。

 学校の状況をみれば、早急に少人数学級に移行していく必要があります。これはやはり自治体任せ出なく、国が責任もってすることだと考えるところなのです が、残念です。

○地方議会制度の充実に関する意見書他
           全会一致で可決

※選挙管理委員、補充員の選挙
 議会最終日に、選挙管理委員と補充員の選挙があり、次の方が選任されました。委員の任期は4年間です。
○選挙管理委員
 河上せつ子 68歳
    新浜町2番3‐1103号
 鈴木正三 69歳
    大桝町2番12‐301号
 堀口隆平 64歳
    朝日ヶ丘町7番15‐511号
 安岡井佐雄 75歳
    浜町11番9号
  (補充員は省略)

 議会で選挙された4人の委員は、選挙管理委員会を構成し、都道府県、市町村、特別区、政令指定都市の各区に設置されます。
 選挙の際に、政治的に中立な立場で、公正かつ適正な執行を確保するのが選挙管理委員会です。
  地方自治法 第181条  第252条の20

【市会議員・中島 健一】

                              議会レポNo.263

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