市町村の合併が進んでいますが、3月下旬から4月1日にかけて、全国の道府県において 396市町村が再編され、新たに61市と21町1村が誕生、23市で編入合併が行われました。 「『平成の大合併』は、合併した自治体に特例債発行を認めるなど財政上の優遇措置を盛り込んだ改正合併特例法の適用により、11年4月の兵庫県篠山市の誕 生で始まった。大合併前の11年3月末現在で3255団体あった市町村は、この4月1日までに837団体減少した。総務大臣告示済みと協議済みの市町村を 合わせると、18年3月末までにさらに164団体減り、2254団体となる見通し。3月31日で、財政支援策などを盛り込んだ合併特例法が期限を迎えた が、同日までに都道府県に合併申請済みで、来年3月末までに合併する自治体に対しては、同法の財政優遇措置等が適用される。」 (全国市議会旬報より) ※静岡市が指定都市に 政令指定都市に、4月1日、静岡市が全国で14番目に指定されました。 現在の静岡市は、15年4月に旧静岡市と旧清水市が合併したものですが、それにより人口は約71万人に。旧静岡市は8年4月に第1次の中核市指定を受け、 旧清水市は13年4月に特例市指定を受けています。 政令指定都市となることで、児童福祉、生活保護等の事務事業で都道府県並みの権限が与えられることになります。 また同日、東大阪市が「中核市」に移行しました。同市の人口は約52万人。中核市は人口50万人以上、もしくは30万人以上で面積100平方 以上であることが要件です。全国の中核市の数は35市のままです。(静岡市が指定都市に移行したため) 【市会議員・中島 健一】 議会レポNo.255へ HOME |