現在開 催中の3月定例議会、通称予算議会ですが、他の3回の定例議会と違うところがあります。それはもちろん、予算審議が加わることですが、議員の質問方法も形 態が違ってきます。 通常の定例会では、議案審査の委員会があって一般質 問が行われます。予算議会、3月定例議会では、先に今年度分の議案審査を行い表決したあと、市長の施政方針に対しての総括質問(代表質問)が行われます。 その後、新年度議案を審査し、予算については特別委員会で審査をし表決する流れになっています。 つまり、委員会審査は今年度分と来年度分に分かれ2回開かれるこ と、また、通常の定例会で行われる一般質問がなく、総括質問のみが行われること。ここが大きな違いになってきます。 この形態は、自治体によって異なります。定例会ごと に、代表質問と一般質問を行うところもあれば、3月議会に代表質問を行うが、一般質問も行うところもあります。大きな都市では一般質問が会派制になってい るところも。 どの形態が一番いいのかは一概に言えませんが、時間の許す限り議論 の時間をとることが議会だと考えるならば、一般質問は毎議会行うようにする事が必要かと思います。つまり、芦屋市議会では3月定例会では一般質問を行って いませんが、総括質問とは別に一般質問も行う方がよりベターなのではと考えるところです。 総括質問(代表質問) 議会に所属する党(会)派を代表して行う質問のことをいいます。 一般質問 定例会(芦屋では3月定例会を除く)が開かれたときに議員が議案に 関係なく、行政の諸問題や今後の展望について当局の考えを質すものです。 ※総括質問をします 今週行 われる総括質問に立ち、施政方針について質す予定です。 質問内容としては、これまで取り上げてきた項目を中心にしなが ら、なるべく市長の姿勢を質し、考えを引き出すようにしたいと考えているところです。 ○質問項目 第3次芦屋市総合計画基本計画 市長の3つの視点 議会対応について 条例等の立法指針策定 区画整理地内の市有地処分 福祉医療費助成制度 待機児童の解消 指定管理者制度 等 次号に、質問概要を掲載していく予定です。 【市会議員・中島 健一】 議会レポNo.248へ HOME |