25日から定例議会が始まりまし た。今年度の議案を処理した後、来年度の予算を審議することになります。お時間が合えば、ぜひ傍聴にお越しください。 議会の初日は、会議録署名議員の指名、定例議会の会期の決定をした後、今年度議案の提案、委員会付託前の質疑が行われました。その後、人事案件が即決扱 いとなり表決されました。 ○固定資産評価審査委員会委員選任の同意 一委員がまもなく任期終了を迎えるため、その後任を選任同意するもの。 難波 里美 50歳 大阪市東住吉区北田辺6丁目14‐31 を新たに選任同意することが決まりました。 今回は、請願・陳情は少なく、翠ヶ丘町の住民からマンション建設に関する請願が1件提出されているのみです。 ※市長の施政方針演説より 市長が行った施政方針演説の概要を報告します。 基本方針として、はじめに「3つの視点」を掲げ市政の執行に努めていくことを強調されました。 ○「市民の目線に立って市民と歩む市役所」への挑戦。 市役所はなんのためにあるのかもう一度原点に立ち戻り、市民一人一人と行政が、お互いに協力しあい、暮らしやすい活気あふれる地域をつくることに挑戦し ます。 ○「市民から信頼される市役所」への挑戦 行政の透明性をより一層推進し、市民に公正・公平・誠実に接するとともに、全体の奉仕者として自らを律する市役所となり、市民の信頼を得られるように挑 戦します。 ○「職員水から変革し、市民と協働する市役所」への挑戦 職員のモチベーションを最大限に高め、これまでの行政主体で仕事をするやり方を改め、主要な事務・事業において目指すべき指標をきっちり設定し、市民と 協働してサービスの向上に挑戦します。 「3つの視点」というより、「3つの挑戦」と言ったほうがよいような内容です。しかし、うがった見方で言えば、市長がそう言わざるを得ないほど、市民の 目線に立っていなかったのか、信頼される市役所でなかったのか等、少し複雑な気持ちになりました。 その他については少し羅列してみます。 ・行政改革実施計画をなんとしてもやり遂げる。 ・「市民参画・協働推進の指針」検討会議で取り組みを強める。 ・地区集会所の管理運営に指定管理者制度を導入。 ・消防本部庁舎の建て替えへの基本設計 ・第二次芦屋市環境計画の策定 ・ごみ不法投棄について職員のパトロール、排出者調査を行う ・乳がん検診に「マンモグラフィ」を導入し早期発見に努める ・一般市民もAED(自動体外式除細動器)使用が可能になったので、試験的な設置と、AEDを取り入れた救命講習会の開催。 ・市民病院は答申に基づいた抜本的見直し。 ・福祉医療費助成制度では、所得制限基準および一部負担金の見直しを行う。 ・第4次芦屋すこやか長寿プラン21の策定。 ・阪神打出駅のバリアフリー化の推進。 ・地域型在宅介護支援センターを1か所増設。 ・待機児童の解消施策では、浜風小学校の余裕教室に暫定的に保育所を設置。旧山手幼稚園跡地に民間保育所の誘致を図る。 ・「芦屋庭園都市宣言」推進では、学校園や公共施設にプランター・花苗を配布。 ・緑の基本計画では、計画素案の検討を行う。 ・山手幹線芦屋川トンネル部の工事では今年度着手する。 ・水質検査の適正化や透明性を確保するため、水質検査計画を策定し公表。 ・あしや温泉の補修を行い、入浴料の改定をする。 等となっています。 詳しくは、市の広報やホームページにもまもなく紹介されますのでご覧ください。 【市会議員・中島 健一】 議会レポNo.247へ HOME |