定例議会での一般質問(1)昨年末の議会で一般質問に立ち、子どもを取り巻く環境を、どう改善していくのかを質問しました。その概要を紹介します。 「通告した『子どもをとりまく環境について』の一般質問を行います。 子どもをとりまく環境は、一昔前に比べて一言で言えば悪化をしていると私は感じるところです。 そういった中、その子どもをとりまく環境を良くしていくために、社会的責任を担うものの中でも、行政の役割が大きいことはいうまでもあ
りません。 はじめに通学路の安全確保についてです。 最近、子どもを巻き込む事件が頻発していますが、登下校時の安全確保、この重要さが改めて指摘をされています。しかし、重要であるにも かかわらず、その難しさも言われているところです。 11月28日付けの神戸新聞に『安全確保 9割「困難」子どもの通学路対策』との見出しで、現状の厳しさが報道されています。 当
局の答弁としては、防犯ブザーを持たせたり、ウルトラマンステッカーの家を配置し、子どもに指導をしている。また、地域によっては組織的に地域に出て、見
回りをするところもあるとし、取組みはすすんでいるとのこと。
「平成13年には、文部科学省からの通知 「幼児児童生徒の安全確保及び学校の安全管理についての点検項目の改訂について」が出されま
した。 点検 項目については、毎月その項目に準じて点検をしているとのこと。しかし、その結果の活用などはまだ十分でないようなので、その活用を指摘したところです。
地域団体との協力については、広がりつつあるとの答弁がありましたが、あまり実感としては感じられません。確かに一部地域での先進的な例もあるようです
が、どの地域でも協力体制を広げていく事が大切だと思うところです。
「さて、昨年、「学校を核とした住宅市街地整備の推進に関する調査報告書」が出されました。これに基づく、通学路の安全確保を教育委員 会としての取り組みはどうなっているのか」 この 報告書については、知らなかったとの事。報告書の重要性を指摘し、これから各方面への働きかけを求めたところです。 (市会議員・中島健一) HOME |