[バックナンバーINDEX] [HOME]

2005年(平17)1月13日 議会レポのロゴ No.242

人が是非とも戒めなければならないのは、おごりである。
ひとたびおごりの気持ちが心に生ずれば、すべての技芸は廃れてしまう。
(人よろしく戒むべき所のものは驕傲〔きょうごう〕なり、ひとたび驕が心に入れば、百芸みな廃す)

山岡 静三   


 よくわかってはいます。でも、おごりの気持ちがでてこない日はありません。その気持ちをなくし、謙虚になる。本当に難しいことです。
 今年はこの言葉を大切にし、いろいろ取り組んでいきたいと思います。叱咤激励をよろしくお願い致します。

中島 健一  

昨年末の定例議会より

 表決された議案等について概要を紹介します。(議案件名等は簡略にしています)

○損害賠償の額を定めることについて
 浜風町の市民と市有車との接触事故で、相手方に約400万円の損害賠償を支払うもの。
 全会一致で可決

○フェニックス基金の制定
 寄付金をもとに、市内グループの防災活動等への取組みを支援する基金の制定。
 全会一致で可決

○手数料条例の改正
 県の屋外広告物条例施行規則の改正に伴い、市条例の改正をし、車体広告の申請手数料を引き上げるもの。
  可決

 共産党の木野下議員は、委員会では反対したものの本会議では棄権しました。

○一般会計補正予算
 基金の積み立てなど増額。
 全会一致で可決

○地区集会所の設置条例の改正
 地区集会所の管理を、4月から指定管理者制度に移行させるため条文の改正を行うもの。
  可決

 この議案については、開館時間の延長をする(朝は現在の9時からを7時からとし、夜は現在の9時半を11時までとするもの)修正案を提出しました。しかし賛同を得られず否決されました。

○都市公園条例の改正
 指定管理者制度の導入と、これまで規則で規程していた事項を条例化するもの。 可決

 指定管理者制度の導入は当然ですが、それに伴う市の対応には大変不満なところです。特に既定路線のごとく財団職員の首切りを進めることは、これまでの経緯からして理解できるものではありません。

○精道小学校校舎の建設契約
 懸念となっていた新校舎建設に向けての工事請負契約です。
  可決

残念ながら、入札の際に談合の疑いが報道されました。市は、対応マニュアルに従い事情聴取等を行ったところですが、事実関係は確認できなかったそうです。表決の際、棄権する議員が5人でましたが、それらが大きな理由のようです。

○議会の議決権拡大を求める条例修正
 一昨年に提案し、この間継続審議扱いとなっていましたが、議会運営委員会で議決権拡大について論議していくことで合意に至り、この議案を取り下げる事にしました。

○自衛隊のイラク撤退求める意見書
 否決

 私は撤退すべきとの立場から賛成しました。

○適正な労働条件確保の意見書
 全会一致で可決

○三条マンション計画の陳情
 建設常任委員会で可決

○水道料金の値上げ
 この件については昨年もお知らせしました通り、試算根拠に誤りがあったことから、市が議案を撤回し、来年度の値上げは見送られました。

(市会議員・中島健一)

議会レポNo.241へ

バックナンバーINDEXへ
HOME