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2010年(平22) 8月12日 議会レポのロゴ No.476

※指定管理者の募集 へ
 定例議会で、芦屋市立美術博物館を指定管理者の管理運営にする条例が可決され、その募集が始まりました。

 美術博物館については、直営で運営する事が望ましいと思い反対をしましたが、賛成多数で可決されたものです。決まったからには、それ を前提に今後の美術博物館が、より良いものになるよう最大限の努力を惜しむものではありません。今回は、その募集要項等を紹介したいと思います。

◎指定管理者の募集(概要)
 市では、民間活力による住民サービスの向上と経費の削減を図るため、下記の施設について指定管理者を募集します。

1、施設名   芦屋市立美術博物館
2、所在地 兵庫県芦屋市伊勢町12番25号
3、業務範囲  
 芦屋市立美術博物館の利用許可、利用料の収納、資料等の展示、施設の維 持管理 などの施設全般の管理運営。
4、応募資格  
 美術館・博物館の管理運営業務に意欲をもち、施設を安全かつ円滑に管理 運営できる法人または団体。
(個人での応募資格はありません)
5、指定期間   
  平成23年4月1日〜平成26年3月31日(3年間)
6、募集要項等の配布
 8月2日(月曜日)から19日(木曜日)までの平日・執務時間内に市役 所北館4階の教育委員会生涯学習課で配布します。
7、申請方法   
 提出書類を、9月1日(水曜日)から10日(金曜日)までの平日・執務 時間内に市役所北館4階の教育委員会生涯学習課へ持参してください。
8、 問い合わせ    教育委員会  生涯学習課  38‐2091

◎選定にあたっての基準
○管理運営の取組方針
(1) 運営基本方針
 ・  施設の設置目的を十分理解した内容の基本方針となっているか
 ・  管理運営にふさわしい理念及び運営方針をもっているか

 □ 美術博物館の設置目的を十分理解した内容の
                       基本方針となっているか。
 □ 指定管理業務全体の活動目標や計画は
          この基本方針を反映した内容になっているか。
 □ 特定の団体及び市民に対し
      不当に利用を制限したり優遇したりすることはないか。
 □ 自主事業が設置目的を逸脱した内容及び偏りがないか
 □ 利用者の掘り起こしに向けて,具体的な活動を行っているか。
 □ 市民の意見等を運営に反映させるような方策は採られているか。
 □ 市民参加促進,市民協働の具体的な取組が提案されているか
 □ 明確な管理責任体制を提案しているか
 □ 自己評価について,どのように取り組んでいるか

(2) 効率的な管理運営
 ・  施設の効用を最大限に発揮させる内容になっているか。
 ・  指定管理者として意欲が感じられるか

 □ 効率的な管理運営になっているか。
 □ 提案全般を通して指定管理業務に意欲を持って取り組んでいるか
 □ 市職員との協働体制は適切か

(3) 施設の維持管理
 ・  施設及び設備の維持管理業務の考え方

 □ 建築物・設備の保守管理計画は妥当なものか
 □ 効率性のみ重視されていないか

その他 集客促進策など
 ・ 入館者数の向上
 □ 入館者数向上のための工夫が盛り込まれた提案となっているか。
 □ 施設の設置目的を逸脱した内容ではないか。
 □ 1展示で5千人以上の集客が見込まれる展示が提案されているか
 □ 広報活動と情報発信の提案がされているか
 □ 利用者対応(接遇対応)向上のための取組がされているか
 □ 採算性を重視するあまり
    指定管理者本来の業務が不十分になる心配はないか。 など

(市会議員・中島健一)
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