2010年(平22) 3月18日 No.459

※修正や否決が次々 と…
　都市環境常任委員会では、議案に対する修正や否決が３本続くなど、異例含みの展開がありました。
　まだ委員会段階ですので、最終日の本会議表決まで結論は確定ではありませんが、簡潔にお知らせします。

　あしや温泉の料金改定では、これまで無料だった温泉の持ち帰りや駐車場を有料化、入湯料も上がるとあって、最初から否定的な意見が相次ぎました。一部で は、駐車料を２時間無料での調整もあったようですが、最終的には値上げ関連はすべて修正削除し、住所のみを変更する事を委員全員で可決しました。

　また、都市公園条例では休日のテニスコート利用料値上げが提起されましたが、これも値上げ分について削除する修正案が委員多数で可決 されました。

　そして病院事業管理者の給与等の改正では、地域手当を１４％から１５％にする案が経営者としていかがなものかとする意見もあり、賛成 少数で否決されたところです。

※福祉セン ターの賃貸料
　今年完成予定の福祉センター。ここに芦屋市は賃料を払い入居予定ですが、その賃料が明らかになりました。

　福祉センターの固定資産税等がありますので、実質の負担は約８３００万円と市はみています。

　市が所有する土地だったのに、なぜに安く売却し賃料を払って入居しなければならないのか…、基本計画からの微妙な変更もあり今後の運 営・将来展望にも心配はつきません。

※どうなる文 化基本条例
　民生文教常任委員会では、市が提出している芦屋市文化基本条例の制定について議論が続いています。

　市の文化や芸術のあり方について、また他の条例より上位の基本条例なのかと修正案が２本出るなど、まだどうなるかわかりませんが、こ の議会中には結論へ。

※山手幹線・ 現場見学会
　先日、沿線住民を対象に、見学会が行われました。山手幹線事業は、残すところ芦屋川横断工区のみとなり、ここも今年１０月末に は完成し全線開通の予定です。

　芦屋川の地下通路防犯対策は次の内容を実施し、警備会社に委託の予定です。

・    ２４時間体制の機械警備
・    非常ボタン通報装置　１９台
・    通行人からの画像監視要請への対応
・    遠隔装置での声かけや威嚇
・    音声感知装置での会話等

　長かった工事も終わり、車も円滑に流れるようになる事への期待が膨らみます。

※病後児保育 事業の詳細
　市立芦屋病院にて４月から、定員３名で実施予定です。対象は、生後６ヶ月から小学校３年生までの児童で、病気やけがの回復期に あり、医師の許可が必要です。また、保護者の就労や病気等の理由で家庭での保育が困難なことも条件となります。
　利用できるのは平日のみで、料金は２千円。

※芦屋都市管理株式 会社
　芦屋市が筆頭株主の芦屋都市管理株式会社より、経営状況に関する報告がありました。

　この会社は主に、ラポルテに関する管理運営を主に行っています。芦屋市の持株は約４８％で、その他は次のような株主がいます。
　住友商事、三井住友銀行、三菱東京ＵＦＪ、みなと銀行、環境再開発研究所、住商建物、ニッセイ同和損害保険、住友生命保険など。

　事業の概況では、東館のテナント業績はバブル以降下落していましたが、ようやく歯止めがかかり、来客数売上ともに上昇をしています。 しかし、ラポルテ本館では、１階２階の店舗の退去や西宮北口への出典などもあり、前期に比べ来客売上ともに１０％以上減少するなど景気低迷の影響が大きく 出ているようです。

　損益状況としては、賃貸収入と駐車場収入で、受託業務、ラポルテホール事業等の赤字をカバーしている形となっています。総売り上げ収 入は約５億４千万円、税前当期利益は７７万６千円との事です。

※芦屋市の広 報番組
　Ｊ・ＣＯＭのケーブルテレビ配信地域では、芦屋市の広報番組が見られます。お時間のあるときは、ぜひご覧下さい。
　放送時間は３０分で、８時半、１２時、１６時、１９時、２２時半の５回流れています。ＤＶＤ、ビデオの貸し出しもありますのでお気軽にお尋ね下さい。 （詳しくは担当の広報課まで　３８‐２００６）