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2009年(平21) 10月22日 議会レポのロゴ No.446

※中学校給食を
 先の定例議会の一般質問で、中学校給食の実施を求めました。
 学校給食法が昨年改正され、この4月から施行されています。その学校給食法では、第1条で学校給食が生徒の心身の健全な発達に資するものとして、その重 要性を指摘し、学校給食の普及と食育の推進をうたっているところです。また、第4条では学校給食が実施されるように努めなければならない、としています。

 小学校では、自校調理法式で給食を実施し他都市に比べてレベルの高いものが行われています。ところが中学校になると、親子の関係には 弁当が必要だと言う愛情論を理由に、給食は行われていません。

 今回改正された学校給食法では、学校給食を活用した食に関する指導の充実がうたわれ、第10条では学校給食を活用した食に関する指導 が打ち出されました。
 この法の趣旨に沿って中学校給食実施を迫りましたが、まだまだ壁は高いようです。

※市民憲章に沿った行政を
 芦屋の市民憲章。市民として社会規範をうたったこの憲章を、いつまでも伝えていきたいものです。

◎芦屋市民憲章
 わたくしたち芦屋市民は、国際文化住宅都市の市民である誇りをもって、わたくしたちの芦屋をより美しく明るく豊かにするために、市民の守るべき規範とし て、ここに憲章を定めます。

 この憲章は、わたくしたち市民のひとりひとりが、その本分を守り、他人に迷惑をかけないという自覚に立って互いに反省し、各自が行動 を規律しようとするものであります。

1 わたくしたち芦屋市民は
             文化の高い教養豊かなまちをきずきましょう。

広く国内外の都市の長所をとり入れ、教育、科学、文化の水準の高いまちを つくる。
文化財を大切にする。
国際的友情をたかめ、文化交流をいっそう盛んにする。

芦屋を訪れる人々には親切にし、外国人も安住できるまちにする、など

1 わたくしたち芦屋市民は
          自然の風物を愛し、まちを緑と花でつつみましょう。

海岸・河川・山地など自然のものを大切にする。
家庭にもまちにも樹木や草花を育てるようにする。
道路・公園その他公共の施設をたいせつにする。
まちの調和をみだす広告・看板などをなくして都市の美観を保つようにする、など。

1 わたくしたち芦屋市民は
            青少年の夢と希望をすこやかに育てましょう。

よい環境を与え、健康で豊かな心身を育てる。
善意と愛情をもって、その力と才能を伸ばすようにする。
社会の一員として自主的に責任を果たすようにする、など

1 わたくしたち芦屋市民は
            健康で明るく幸福なまちをつくりましょう。

国旗を大切にし、外国の国旗も尊重する。
老人を敬愛し、長寿を祝福する。
幼児の健康を守り、正しくしつけるようにする。
ふしあわせな人々にあたたかくし、隣近所は仲よくする、など。

1 わたくしたち芦屋市民は
          災害や公害のない清潔で安全なまちにしましょう。

災害の起こらぬようお互いに協力し、騒音・ばい煙・臭気など公害のないよ うにする。
道路・公園・広場などを、むやみに私用に使わないようにする。
みぞ・河川・あき地などにごみのない、か・はえなどのいない清潔なまちにする、など。

 今回の質問では、来年市政施行70周年を迎える節目ですので、この市民憲章を再度普及しまた行政も立ち返る必要があると指摘したところです。
 また市政施行日、11月10日は学校においても芦屋市の歴史等を学ぶ時間を設け、郷土に関心を持つ指導を求めました。

※命名権の乱用?
 そこまでは言いませんが、わが子を愛するあまり、女の子に誠太郎や吾郎、煮物などの名前をつけたり、犬のようなポチ男、アニメ の影響か、幻の銀侍やハム太郎とつける人もいます。また読めないような樹理笑汰( じゅりえった・男)などの名前も増えています。

 法務局も「読み方が適切ではない場合は受理すべきではないと、各市町村に助言している」(戸籍課)とのことですし、また子どもの一生の事ですので、受付 窓口での対応に慎重さを求めました。

 人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
 何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、
 浅才の人の必ずある事なりとぞ
(人の名前も、珍しい文字をつけようとするのは無益である。何事も珍しいことを求めて好奇なものを好むのは教養のない人間のすることである。)   吉田 兼好 徒然草


(市会議員・中島健一)
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