[バックナンバーINDEX] [HOME]


2009年(平21) 6月11日 議会レポのロゴ No.432


※今 週から定例議会
 今週から定例議会が始まります。日程等は既にお知らせしましたが、ぜひ傍聴にお越し下さい。また、インターネットでは議事録が 作成されるまでの間、議会映像も配信していますので、こちらもご利用下さい。

 さて、初日は役員改選。今回はどんな体制になるのでしょうか。
 議長、副議長などは地方自治の法律上は任期が4年となっていますが、自治体の実情に応じて2年、あるいは1年ごとに改選しています。改選するといっても 当の役職にいる者が辞表を出すことが前提になっています。

 出さなければどうなるか。

 これは無理に辞めさせる事はできませんが、議会は混乱するでしょう。かといって、短期改選がいいとも思えません。早期に重要な役職に ついては、議会合意の上で最低でも2年にしていきたいところです。

 しかし、まだ機が熟すまでには至っていません。私も慣例に従い、副議長を辞職する事になります。

※今年もエコ スタイルに
 今年も議会では、夏のエコスタイルに取り組みます。期間は、今月から9月末日までです。

 会議などに出席する場合は、ノーネクタイなどの軽装に努める事になっています。しかしこれも時と場合によりますから、自主的な判断も 多くなりそうです。

※本会議では
 本会議場に出席する執行機関側は、市長を筆頭に部長クラスの人となります。しかし、補佐する立場から課長クラスも複数人席が設 けられています。

 この6月議会からの新しい顔ぶれの代表は、やはり新しく動き出した病院始業管理者でしょう。しかし、本人の病院再建に向けて専念した いとの意向から、関連する議案のある時のみの出席となるようです。その代わりではありませんが、病院事務局長は常時出席となります。

 その他では、県から派遣されている技監が初登場。部長にも何人かが議会デビューをする予定になっています。


※申し合わせ等の確 認
 議会運営委員会が開かれ、6月定例議会での各種取り扱いについて確認が行われました。

○陳情の提出期限
 定例会において審査する陳情は、定例会が始まる前に開かれる議運までに提出されたものとする事を再確認しました。

 定例会途中に提出された陳情は、原則翌定例会に回送されることになります。請願についてはこれまでどおり、定例会中に議運に間に合え ば審査されます。

○口頭陳述がある場合
 口頭陳述がある場合、市長提案の議案より先に審査する場合がこれまでありましたが、今後は「原則、市長提出議案を先議する」ことで確認されました。

○口頭陳述者
 同一の請願を複数出す団体があり、少々混乱が生じたので、今後は「同一趣旨の請願が複数出された場合、代表者が口頭陳述する」ことを確認しました。

○傍聴人名簿の取り扱いについて
 これまで、傍聴人の受付名簿について議事録に添付したりしていた時期もありましたが(現在はプライバシーの問題もありしていません)、今後の取扱とし て、「傍聴人名簿は、会議終了後、統計処理を行った後、直ちに廃棄する」ことで合意し、この定例議会から実施されます。

※北朝鮮に対 して
 定例会初日に、北朝鮮の核実験に対し抗議する決議をあげる予定です。決議されれば、政府と中国の北朝鮮大使館等に送付する事に なります。
 決議内容は次の通りです。


 5月25日、北朝鮮は2回目の核実験を強行した。
 この暴挙は、たび重なるミサイル発射と並び、国連安保理決議や六カ国協議共同声明、さらには日朝平壌宣言に明確に違反するものであるとともに、東アジア をはじめとする国際社会の平和と安定に対する重大な脅威であり、核兵器の廃絶と世界平和を願う人々への重大な挑戦である。

 政府は、北朝鮮への制裁強化を直ちに実施するとともに、六カ国協議関係国をはじめとする国際社会と連携し、北朝鮮に対して同協議への 早期無条件の復帰を求める事とあわせて、唯一の被爆国として国連安保理等において厳重に対処すべきである。
 芦屋市議会は戦後40年にあたって、非核平和都市宣言を決議し、機会あるごとに核兵器の廃絶を訴えてきたが、北朝鮮のこのような行動は決して容認できる ものではない。

 よって本市議会は、北朝鮮のこのような行為に断固抗議するとともに、北 朝鮮に対し、これまでの諸合意に従いすべての核を放棄し、国際社会の査察を受け入れ、朝鮮半島の非核化に取り組むよう強く要求する。              芦屋市議会


(市会議員・中島健一)
バックナンバーINDEXへ


たがも | 一 般質問 | プロフィール | めざ すもの | ご支援を! | 活動予定
HOME