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2009年(平21) 3月5日 議会レポのロゴ No.421


※人 事案件
 3月定例会が始まり、初日には人事案件の表決がありました。

○固定資産評価審査委員の選任同意
 委員の任期が年度末をもって満了するため次期委員を選任しようとするものです。全会一致で次の方が選任同意されました。
   坂田 崇 61歳
     西宮市甲子園口 在住


 固定資産評価委員会とは 出典: フリー百科事典『ウィキペディア』

 固定資産評価審査委員会は、市町村に置かれる行政委員会である。その職務は、別に法律の定めるところにより、市町村長とは独立した中 立的・専門的な立場から固定資産課税台帳に登録された事項に関する不服の審査及び決定その他の事務を行うこととである。

 地方税法
第四百二十三条  固定資産課税台帳に登録された価格に関する不服を審査決定するために、市町村に、固定資産評価審査委員会を設置する。

2  固定資産評価審査委員会の委員の定数は三人以上とし、当該市町村の条例で定める。
3  固定資産評価審査委員会の委員は、当該市町村の住民、市町村税の納税義務がある者又は固定資産の評価について学識経験を有する者のうちから、当該市町村 の議会の同意を得て、市町村長が選任する。(中略)
6  固定資産評価審査委員会の委員の任期は、三年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。 (以下略)


○人権擁護委員の推薦同意
 委員の任期が6月をもって満了するため次期委員を推薦しようとするものです。全会一致で次の方が推薦同意されました。
   半田 孝代 64歳
     芦屋市高浜町 在住

 人権擁護委員とは  出典: フリー百科事典『ウィキペディア』
 人権擁護委員とは、人権擁護委員法に基づいて、日本の各市町村に設置される公職。法務大臣が委嘱する民間のボランティアである。


※指定管理を否決
 年末に継続審議となっていた総合公園の指定管理者の指定について、都市環境常任委員会は賛成少数で否決しました。

 行政の設置した指定管理者選定委員会は、総合公園の指定管理者に応募してきたミズノグループ、ヘッズグループ、阪神園芸グループの3 団体ついて、選定基準に基づきヘッズグループが妥当という結果を出していました。

 昨年の議会では、この件について審査する中で、ヘッズグループ構成員が会社を閉鎖しているのではないか、業務の丸投げがあるのではな いかと問題点が多く指摘されました。そのため継続審議となり、選定委員会が再度開かれることに。

 しかし、その後開かれた選定委員会では、問題点はあるが悪質とまでは言えないとし、再度総合公園指定管理者は選定委員全員一致でヘッ ズグループとし、今回議案が再度審査されていたのですが…

 指定管理を受ける側の問題点としては、業務の不透明な再委託をしていた事、グループ会社の経営実態が確認できない事、問題点の指摘を 受けてつじつま合わせの委託契約書を作成しているなどがあげられます。

 また、指定管理をさせる側行政の問題点としては、指定管理会社の業務の把握が不十分な事、また事務手続き等を曖昧なままに進めてきて いた事などがあげられます。

 いずれにせよ、問題点が多くこのまますんなり認める事に異を唱えたという事です。

 週明けにも本会議が開かれますが、その場でも否決されることがほぼ確実のようです。


※新消防庁舎 市民 見学会
 消防庁舎の建て替えが最後の追い込みになっています。工事も今月27日には終了、市民見学会も29日(日)の午後に予+定 (※)されています。

※詳しくは、市広報に掲載されます。
 市民見学会に先立ち、午前中には竣工式も開催予定です。市民の命と安全を守る新しい砦がまもなく完成です。

※第4次総合 計画策定へ
 地方自治法に基づく市の第3次総合計画が22年度で終わります。
 この計画の総括と検証を行いながら時期総合計画の策定がいよいよ本格的に始動します。

地方自治法 第2条第4項
 市町村は、その事務を処理するに当たつては、議会の議決を経てその地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに即して 行なうようにしなければならない。

(市会議員・中島健一)
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