2009年(平21) 2月12日 No.418
※定
例会の結果B
昨年末に行われました第4回定例会の議案表決の結果をお知らせします。(議案名は簡略にしています)
○地方独立行政法人の定款を定める議案
昨年の6月議会に提案された議案は、継続審議となり、その後の12月議会では否決されました。今回、字句の追加等はありましたが定款はほぼ同じものが出
されてきて、結果は賛成少数で再度の否決となりました。
64億円もの累積赤字を抱えた市民病院の再建は急務です。その1つの手法として独立行政法人化が提起されてきたわけですが、これに病院の建て替えがセッ
トになっていた事から事態が複雑になったと言えます。
建て替えをするならば、時期や規模、そして場所を総合的に検討しなければなりません。独法化と同時に現地での建て替えには疑問を抱か
ざるをえません。
※議員研修会
市議会で独自に行っている議員研修会を2月4日に開きました。今回は、全国都道府県議長会元議事調査部長の野村氏を迎えて、議
会運営の実際を体験を交えながら講演して頂きました。
予定の時間を1時間もオーバーするほど熱のこもった講演で、肝心の質疑応答に時間をさけなかったのが心残りとなったところです。
講演の中では、議会改革に必要な観点やすぐにでも取り組む課題など、今後の議会活性化に弾みがつきそうです。
※視察
地方公営企業等金融機構へ、地方公営企業への貸付等についてを目的に視察してきました。懇談の中では、公営企業だけに限らず自
治体への貸付等も行えるよう近いうちに法改正も行われるとのことでした。
地方分権を押し進めるためにも、大切に組織だと言う事を改めて痛感しました。
※議場の目的
外使用
子ども議会で議場を使用したことを契機に、議場の目的外使用について何らかのルール作りをする必要があるのではと、議論となっ
ていました。
阪神間や先進地等の事例も調べて、当面はルールを作るよりも申請があればその都度是非を検討する事に。
※陳情の審査
について
現在、陳情については継続審査を行わないでその委員会で結論を出すことになっています。結論としては、採択、不採択、審査不
要、結論を得ずの4つとなっていますが、この結論のあり方について疑義も生じてきていることから、結論の出し方について意見交換が行われています。また、
請願と上程の違いについても意見が出ているところです。
陳情書の受理については、その取り扱い要綱において細かく規定がされています。その一部に現実とそぐわない点があることも指摘されて
いる事から、近く各会派の意見がまとまれば取り扱い要綱の改正が行われる事になります。
※インターネット配
信
議会のインターネット配信が行われるようになりましたが、先議会中のアクセス集計が明らかになりました。
12月8日の配信以降年末までのアクセス数は4492件でした。実際には同一者が複数回アクセスしている事も考えられますので、数字
的にはまだ少ないかと思われます。
議事録ができるあいだまでの配信ですが、議会の様子もわかりますので、お時間のあるときにはぜひご覧頂きたいと思います。
※救急概要(消
防本部の救急概要より)
平成20年中の救急出動件数は3504件で、前年の3643件に比べて減少、搬送人員も3182人で、前年の3349人に比べ減少しました。これは、3
年連続の減少です。
これまで右肩上がりの増加傾向を顕著に示していましたが、平成18年を境にして、緩やかではありますが、減少傾向を示しています。
減少傾向の主な要因は、インフルエンザ患者の搬送が減少したことと、交通事故防止対策が浸透して、交通事故事案における搬送件数が減ったことが考えられ
ます。
また、「救急車の適切な利用をお願いします。」の広報をも効果がでているようです。
(市会議員・中島健一)
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