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2008年(平成20)  11月13日 議会レポのロゴ No.411


※市 民病院統合へ 三木・小野市
 県内でも市民病院が、地域医療の存続と収支のバランスを見ながら生き残りをかけて施策を打ち出すようになっています。今回の三 木市と小野市の市民病院統合は、そのひとつです。

 小野、三木市が5日、市民病院を統合し、2013年4月に新病院を開業 する方針を発表した。小野市の蓬莱務市長は会見で「小野市はすぐに統合という必要性はないという意見もあるが、10‐15年先をみて、より高度な医療を確 立したいと考えた」とし、市民へ理解を求めた。一方、市民や市議からは、病院が市街地から離れることへの不安や、交通アクセス確保を求める声が上がった。
 蓬莱市長は、三木市の薮本吉秀市長と同市役所で会見。統合後の小野市民 病院の活用について、新病院で育成した総合医らの受け皿となる、リハビリを兼ねた病院としての利用を検討中といい、「民間への譲渡も視野に入れたい」など とした。
 また、会見では今後、加東市に統合病院への参加を呼び掛ける意向が示さ れた。   (神戸新聞より)


 県は、芦屋市民病院に県立西宮病院、西宮市立市民病院との連携を打ち出していますが、動きは極めて鈍いようです。芦屋は芦屋単独での生き残りをかけて、 独立行政法人化への道を模索していますが、はたしてそれが一番ベストな道なのか。

 独立行政法人化をした、そして病院も新築した。でも収支は好転するどころか更に悪化をし、多額の借金を残し民間に叩き売られる、あるいは…。
 そんな最悪の道だけは避けなければなりません。
 まだ検討の余地はあると思います。

※インター ネット配信
 いよいよ12月議会から始まります。これは、インターネット上で市議会本会議の審議状況を配信する事により、議会を間接的に傍 聴できるという、情報公開を行うものです。

 配信内容としては、生中継のライブ映像といつでも見られる録画映像(ビデオ・オン・デマンド)となります。
 映像は、公式記録である議事録が完成するまでの約2ヶ月間ほど配信されます。ただし、あくまでも編集なしの録画ですので、後日、発言の取消や訂正などが ある場合もあり、正式なものとはみなされません。

 とは言っても、身近に議会を感じてもらえるものですので、ぜひご覧頂きたいと思います。

 視聴は、市議会トップページからとなりますのでお楽しみに。
         http://www.city.ashiya.hyogo.jp/gikai/


《参考資料》
全国自治体議会の運営に関する実態調査報告2008より
 今回の調査では動画配信を本会議で実施している議会は15・9%、特別 委員会では2.2%、実質的な審議が行われる常任委員会では0.7%という結果であった。特に都道府県では91.4%、政令市では76.5%の議会にて本 会議で実施し、常任委員会でも共に約30%が実施している。
 2007年調査では本会議が11.8%、特別委員会が1.6%、常任委 員会が0.5%であったことをみると、やや公開性が拡大したといえよう。動画記録公開は設備や技術・人員の条件があり、傍聴者への議案関連資料公開に比 べ、直ぐに整えることは難しいが、インターネット技術の低廉化により、より取り組みやすくはなってきている。


※正副議長会議
 これまでも、随時打ち合わせが行われていましたが、正式な会議として開催する事になりました。

  開催要領 日時 月2回  場所 議長室
  協議調整事項 
     執行機関からの申し入れに関すること
     意見書・決議等の各会派の取りまとめ
     地元選出国会議員等への働きかけ
     閉会中の緊急対応
     議員の規律・福利厚生等に関すること
     議員研修会に関すること
     議会の広報に関すること
     各種議長会・加盟団体等に関すること
     その他議会運営の活性化・円滑化


(市会議員・中島健一)

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