2008年(平成20) 9月11日
No.404
※否
決! 独立行政法人化
定例会前に開かれた都市環境常任委員会では、市民病院を独立行政法人とする定款案審議され賛成多数で可決していましたが、定例
会初日冒頭に行われた表決では、賛成少数で否決されました。
市は、この議案が可決された場合、この定例会中に追加議案として独立行政法人の評価委員会設置条例等を出す予定でした。しかし、否決
されたため「病院の再建計画はいったん白紙に戻り、市は再考を迫られることになった」と言えます。報道によれば、「12月議会で市は再議を求める方針」と
も言われています。いずれにせよ、市の描いた思惑通りには進められないことは確かだと言えます。
さて、何が問題となっているか。やはり病院建て替えと独立行政法人化がセットになっている、この事も大きな懸念と言えます。市は、
「セットではない」と主張しますが、それならば建て替えについては一旦白紙に戻すことも検討すべきです。
公立病院とし生き残りをするために経営の改善も当然ですが、地域医療のネットワーク化を横に置き、器となる病院を建替えれば全てうま
く行くというものではありません。
市民の多くが納得できる方向性を打ち出すよう、市に求めたいと思います。
※委員会での
付帯決議
本会議に先立つ都市環境常任委員会で付帯決議が賛成多数で可決されました。
地方独立行政法人市立芦屋病院定款を定めることと委員会審査の過程で答
弁のあった病院の建て替えについては、いかなる関連性を有するものではない。 以上、決議する。
つまり、独立行政法人化と建て替えは関連がない、ということを意味するようですが、それは行政側が何度も言っている事で、わざわざ委
員会で付帯決議まであげて追認するようなものでもありません。しかし、この決議を上げざるをえないところに、今回の独法化と建て替えの関連性を見て取る事
ができる、と感じるのは私だけでしょうか。
※教育委員の
任命同意
定例会初日には、教育委員の2人が間もなく任期満了となるため、次期委員の任命について同意を求められ全会一致で同意されまし
た。
・白川 蓉子氏 67歳 2期目 芦屋市緑ヶ丘在住
・植田 勝博氏 61歳 2期目 芦屋市潮見町在住
今回、議運の中で次のようなことが改めて提起されました。
全体協議会などの場で教育に関しての豊富などをきちんと聞き、議会として対応判断すべし。
以前から、問題提起はしていましたがこの件について改めて協議されることになり安堵しているところです。
※専決処分報
告
議会が市長に委任している事項について、専決処分の報告がありました。
いずれも損害賠償に関するものです。
○車両事故
朝日ヶ丘在住の市民所有の車と市有車両が接触し損傷させたもの。
損害賠償額 約17万円
○事故の概要
保健センターで実施した市民検診において、血液検査時の採血で受信者の左腕に内出血等を生じさせたもの。
損害賠償額 50万円
ペーパーの報告だけで詳細には分かりませんが、内出血の事故については後日報告を改めて聞かなければと思っています。
※地元説明会
芦屋市福祉センターの建設に当たり、2回目の地元説明会が開かれます。
9月14日(日) 14時〜 19時〜 の2回
場所 竹園集会所
関心のある方は、ぜひご参加下さい。
※芦有ドライブウェ
イのその後
芦有開発株式会社が先週予定していた株主総会は、延期されたとのことです。意向としては10月に開きたいとの事。
地元からはかなり反発もあり、今後の行方に目が離せません。一番いいのは、県に道路を譲渡する事なのですが…
(市会議員・中島健一)
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