2007年(平19) 11月1日 No.369
※決算特別委員会に
てA
3日間にわたって開かれた決算特別委員会で指摘した主なものをお知らせします。
○適切な資料提供を
消防では、AEDを取り入れた普通救命講習会の年間受講者目標1000人を達成しており、その事を高く評価しました。その他立ち入り検査等についても質
疑をしました。
ところが審査の過程において、提供されている数値資料が年度単位ではなく、年単位の資料である事が発覚。消防庁提出の関係でそうなっ
ていると弁明していましたが、年度版の事務報告書に年単位の資料とは…。この事を知っていたのは消防関係者だけだったようです。
○子育てセンターの充実を
子育てセンターの活動が活発になってきていますが、その対象がまだ就学前までとなっており、その対象範囲を広げるよう求めました。また、ホットラインな
ど子育てに関する相談窓口が教育委員会も含めるとかなりあります。それはそれでよいのですが、相談する側が分かりやすいように、受付窓口の一本化を求めた
ところです。
○中学校の給食実現を
他の委員が詳細に指摘をしましたので、その実現を求める一人として、重ねて要望しました。
○公益灯の改善と増設
以前より多くの声が上がっていた事を受け、公益灯設置基準の見直しが行われました。照度を上げる事や、設置距離間隔を短くするなど、これは評価すべき点
だと思います。しかし、実際の改善となると予算が伴わず、通常の作業とあわせるとすべての改善には、相当の年数を要する事が明らかとなっています。
担当部署に、予算の確保と早い時期に設置基準を満たすよう努力を求めたところです。
また、関連して施設の維持管理のためにも、施設管理台帳の整備を求めました。
○公園等の適正管理を
遊具による事故等を防ぐためにも適正管理が求められますが、現状は2年に1回程度しか点検等が行われていません。それらをカバーする点等から、地域に管
理を依頼するところが増えてきています。
地域に管理を任せるといっても最終的には市に責任があるのは当然ですから、その責任を曖昧にすることなく、適正な維持管理を求めまし
た。また、一部の公園では、市民とのトラブルも聞こえているので、適切な対応を求めたところです。
○奥山下水処理場廃止に関して
不明水対策をきちんと行い、廃止に伴う建設工事費等の経費削減を指摘しました。また、専門職員を育てることが必要であり、その観点からの人事を求めまし
た。
○小学校給食に予算を
芦屋市の給食食器には磁器食器を使用しています。それは環境ホルモン溶出の恐れがないことから安全な食器として利用されているところです。
しかし、その破損率が30%と高く、現在他市町村の磁器食器の調査が行われています。破損率の高いその原因となっているのが、子ども
の破損よりも洗浄機による破損に多い事が分かっています。
各校にある食器洗浄機等を含む調理器具は、買い替え時期が過ぎているにもかかわらず、予算を確保できずに担当部署も苦労しているとこ
ろです。
一台800万と洗浄機は高額になりますが、計画的に取り替えていく事と、そのほかの調理器具についても適時予算の確保を求めました。
また、食器については導入に至る経緯経過から、安易に他の食器に変えることのないよう求めたところです。
○教師の時間外勤務
教職員の仕事柄、また家庭事情の複雑化などから時間外勤務が多くなってきています。
昨年度、その実態調査を教育委員会が行いましたので、その数字を聞きながら適切な対応と健康管理を求めました。
○指定管理のあり方について
18年度から多くの指定管理が始まりましたので、総括的に質疑をしました。ひとつは、報告書の収支決算書をより分かりやすく統一したものにしてほしい。
二つ目には指定管理料が適切かどうかとその事業内容の把握、三つ目には指定管理にする事によって本当に市にメリットが出ているのかの検証を始めてほしいと
言う点です。
収支決算書については改善されるようです。しかし、指定管理であれば金額に関わらず細かな報告があるのですが、委託であれば数千万の
支出があってもトータルの報告のみ。少々矛盾を感じます。
(市会議員・中島健一)
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