2007年(平19) 8月30日 No.360
※新たな行政改革
芦屋市は、これまでにも行政改革に取り組んできていますが、10月末をめどに行革の実施計画を策定しようとしています。その素
案の中から新規に提起されている事項概要をお知らせします。
○市民参画及び協働推進の仕組みづくり
審議会等・市民提案の活用、ワークショップの開催、パブリックコメント等の活用を図る。
※取り組む事は良い事だと思うが、形式だけのものにならないようにしてほ
しい。
○男女共同参画条例の制定
来年度には条例を制定する。
○市場化テスト導入の検討
※市場化導入が市民・市政にとってプラスなのか良く見極める事が必要。
○大学等との共同事業の検討
○住宅マスタープランに基づく市営住宅の見直し
○未集金対策マニュアルの整備
※今までにマニュアルがなかったのかとも思うが、何はともあれ整備する事
は良い事だ。
○未納・滞納者への民間事業者等による催告
費用対効果を勘案しながら検討を行う。
※民間事業者の利用も一時期はやむを得ないのかもしれないが、そのノウハ
ウを吸収すれば市職員がやるべき分野だとも思うのだが…。
○単独扶助の見直し
市単独扶助費について、阪神間の水準、社会情勢等の観点から検証し必要な見直しを行う。
※状況によって「阪神間の水準」等を持ち出すが、芦屋にとってどうなのか
が一番肝要なのではないのか。ご都合主義でないことを信じたい。
○多様な納付手段の検討
クレジットカード、コンビニ等納付手段の多様化について検討する。
※コンビに活用がようやく現実的になってきた。後は費用の問題か。
○インターネット予約の実施
図書予約システムが稼働中。既存の電子申請システムの利用を促進するとともに、その他の手続きについても検討する。
○可燃ごみの有料化の検討
ごみの減量化を目的に可燃ごみの有料化を検討する。
※可燃ごみの有料化には反対だ。減量化のために収集回数を減らしたのでは
ないのか。
○財政指標目標値の設定
市債残高、実質公債比率等に目標値を設定する。
※今までは目標値がなかったのか…
○公会計制度改革への対応
制度改革に対応して公会計の整備、資産・債務管理の具体的方策を検討する。
○わかりやすい財務情報の提供
○行政経営情報システムの構築
施策評価システムの構築を行う。
○芦屋の魅力を情報発信
庁内公募職員や市民参画による「芦屋の魅力」を発信するプロジェクトを検討する。
※行革の新規事項かとも思うのだが。
○政策立案実行プロジェクトチームの検討
※政策立案だけでなく実行までになうところがミソか。しかし、権限を本当
に与えるのか、縦割りの弊害が出てこないか心配だ。
○部長職のマネジメント強化
施策評価を活用した効果的・効率的な経営資源配分システムを検討する。
○市民の声データーベースの構築と活用
寄せられる市民の声をデーターベース化し、市民に情報提供するとともに庁内で活用する。
○住民意識調査の実施
暮らし・行政サービスの満足度、政策分野別の関心度などについて、住民意識調査を実施する。
○業務標準化の推進
業務手順を標準化・マニュアル化することで効率化を図る。
○社会資本の計画保全
公共施設建築物の施設改修計画、道路改修計画の策定・実施によりライフサイクルコストを低減する。橋梁点検・調査の早期実施と「橋梁長期寿命化計画」を
策定する
○勤務条件の見直し
休憩時間の廃止、本庁の開庁時間を午前9時〜午後6時に変更、変則勤務制を導入する。
※変則勤務制の導入をするのなら、終業時間は午後6時にこだわらなくても
良いと思うのだが。
○職員配置基準の見直し
技能職員の配置基準見直しを検討する。
(市会議員・中島健一)
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