議案は、今月建設常任委員会で審議の後、臨時議会が開かれ、賛成少数で否決されました。 ところが、擁壁やドライエリアを設けて巧みにくぐり抜けようとする業者が現れ、住民はそれを防ぐ事を目的に、具体的な条例改正と言う
手段で訴えていたところです。 直接請求に対して市長は「意見」をつけて議会に付託しなければなりませんが、その意見書では、問題点を指摘し必ずしも適切ではないこ
とから賛成できないと表明していました。 ※問題点と成
果 条例は、その解釈や意味のとり方に最善の注意を払わなければなりませんから、問題点があるものをそのまま通すことはできません。市
は、住民の意向を汲んだ規制方法についてこの秋までに結論を出すことを表明しました。条例の改正にはなりませんでしたが、住民が行政を動かした大きな成果
だと思うところです。 しかし、行政の対応の悪さがここまで事を大きくしたと言えます。住民が相談に来ているときから適切に対応すれば、市が住民に変わって
提案することもできたでしょう。その点については、審査の中で非を認めていましたので、今後に生かしてほしいところです。 ※署名の活用 昨年直接請求を行った、議員削減を求めていた団体が代表の一人を立候補させる予定のようです。 大いに議論を活発にして頂くことは良い事だと思います。ただ個人的には、運動内部から出すより、他の予定候補者の推薦等に留めておいた方が、団体として 運動を継続するならスッキリしたかなと思います。また、ないとは思いますが、直接請求で集めた署名の流用は道義的な問題もありますので、その点は市民から 誤解を受けないようにしてほしいものです。 ※議員削減 議会改革の特別委員会では、優先議題として議員削減について議論が行われています。 状況を見る限り特別委員会では合意に至らずとなり、この3月議会に削減案が個別に提出されるのではないかと見られています。 選挙を間近に控える中、慌しい削減はどうかとも思いますが、議案が出れば判断をしなければならないと考えます。 3月定例議会は、2月20日に召集される予定です。 ※選挙の日程 県会議員選挙 4月8日 市長・市議会議員選挙 4月22日 参議院選挙 7月22日(予定) (市会議員・中島健一) HOME |
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