[バックナンバーINDEX] [HOME]


2006年(平18)6月15日 議会レポのロゴ No.306


※6月定例会始まり ました
 9日から始まった定例会では、新しい議会体制が決まりました。議会役員の選挙結果は次の通りです。

 議長  長野21票 無効3票
 副議長 中島15票 平野6票 無効3票
 阪水  小川18票 伊藤4票 無効2票
 監査  帰山 賛成20 反対4

 他、常任委員会、議会運営委員会の体制は次の通りとなりました。
 (◎は長、○は副)

 議会運営委員会
    ◎来田 ○寺前 幣原 木野下 帰山
 総務常任委員会
    ◎幣原 長野 寺前 田中
    ○松木 帰山 前田 大久保

 民生文教常任委員会
    ◎木野下 都筑 青木 山田
    ○山口  小川 重村 徳田

 建設常任委員会
    ◎田原 来田 山村 中島
    ○伊藤 畑中 灘井 平野

 またこの日、会派に異動がありました。英明クラブから、山田、灘井の両議員が脱会し無所属となり、英明クラブは松木、小川の2人会派となりました。これ により会派構成は次のようになりました。

  創政クラブ   6人
  ワークショップ 4人
  共産党     3人 
  公明党     3人
  英明クラブ   2人
  新社会党    2人
  無所属     4人

 今回、私が副議長に就任することになりました。いろいろ思うところもありますし、選挙の結果も重く受け止めているところです。無記名投票とはなっていま すが、議員数も少ないですので、誰が誰に入れたのかは推察できます。しかし、それはそれとして議会の円滑な運営と対行政等への役割を、しっかり果たしてい きたいと思います。
 会派の異動がありましたが、これは役員選挙の絡みで意見の調整がつかずに脱会者が出てしまったようです。

 さて、副議長になってはたと困ったことが。
 公務のためスケジュールが埋め尽くされてしまうのは仕方ないとして、一般質問をどうするか。

 副議長には一般質問を自粛する慣例のようなものがあります。議員にとって一般質問は市政全般について、当局を質すことのできる機会です。しかし、副議長 も議長がいる場合は一議員ですが、何かあった場合議長の権限を行使することになる重要な立場となります。もとより公正中立としての立場をわきまえるとして も、やはりいろいろ問題もあるようです。

 質問も準備済みですので、初めは質問する予定でしたが、会派内の意見と議会事務局長とも相談し今年は見送ることにしました。
 これで、議員になってから一度も休むことなく続けてきた一般質問が途絶えることになりますが、それに代わるだけの働きをして市民のみなさんのお役に立と うと決意新たにしているところです。

※議会初日の表決な ど
 議会初日に、いくつかの議案が表決に付されましたので、その議案を紹介します。

◎公平委員会委員の選任同意について
 現委員の任期が満了するため、次期委員を推薦することの同意議案。棄権者が3人出ましたが同意されました。次期公平委員は次の方です。
  山内修身 65歳 無所属
   神戸市灘区篠原在住

◎人権擁護委員の候補者推薦同意について
 現委員の任期が満了するため、次期委員を推薦することの同意議案。引き続き、次のお二人が同意されました。

  宮井壽美子 61歳 業平町3番
  渡邊洋子  59歳 緑町1番

◎指定金融機関の指定について
 三井住友銀行を今後1年間指定することを全会一致で決めました。
 指定金融機関については、入札制にしてもよいと思いますので質問を準備していたのですが、副議長になったので別の機会にすることにしました。また、一部 には行政処分(※)を受けた銀行を指名するのは問題とする声もあり、質問がでるはずでしたが…。

 入札などでは、遠く離れた地方で違反があっても市の入札からはずすなど行っていますが、今回の場合は良いのか。指定するしないは別にして、もっと質問が でてもよい議案だったにも関わらず、すんなり通ってちょっと残念でした。

※三井住友銀行は、公正取引委員会から私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(以下「独占禁止法」という)第19条(優越的地位の濫用)の規定に 違反するものとして具体的に指摘され勧告審決を受け、金融庁から行政指導の処分中にあります。


(市会議員・中島健一)

バックナンバーINDEXへ


たがも | 一 般質問 | プロフィール | めざ すもの | ご支援を! | 活動予定
HOME