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2006年(平18)2月9日 議会レポのロゴ No.289


※インターネット 公売
 インターネットを利用する人が増えるにつれ、行政もIT(Information Technology)化を進めています。


 ペーパーレスには、なかなかならないでしょうが効率化の点ではIT化を進めるべきです。堀江前社長は逮捕されましたが、ライブドアのようなIT企業が導 入している意思疎通におけるIT化は、見習うべき点も多々あります。それと比べると、行政におけるIT化、いろんな課題が見えてきます。
 
 課題はさておき、そのITを利用しインターネットにおける公売が実施されるようになりました。ここで気になったのが、ヤフーオークションを利用している こと。

 
 なぜヤフーオークションなのか。ヤフーは一企業であり、オークションを行っているところは他にもあります。公売に参加する人は、ヤフーIDを取得しなけ ればならず、いろんな意味でヤフーにメリットが生じています。果たしてこれは行政としていいことなのか疑問が生じてくるところです。つまり行政として一企 業の後押しになっていないかどうかということ。


 行政は必要に応じて企業を支援することもありますが、そのつど明確な基準に基づき原則公正公平に行っています。しかし、オークションの機能利用について は少々違和感を感じるところです。
IT化を進めること、それはまた解決すべき問題を生み出すことでもあるようです。


※京都でできるな ら芦屋も
 京都が火災警報器を半値で提供し普及に取り組み始めます。
以前にもお知らせしましたが、住宅用火災警報器の設置が義務付けられ、新築住宅は今年6月から、既存住宅は2011年までに全世帯への取り付けが義務づけ られました。


 しかし、その警報機が結構な値段がするのです。1個8000円ほど。これを何箇所かつけなければならないので、その費用もばかになりません。


 その事態を受け、京都市は、市の外郭 団体や地域の自主防災組織を通じて一括大量購入することで、市価の半額以下程度に価格を下げることにしました。「警報器を広く早く普及させ、地域の防火意 識を高めたい」とし、また、「5年以内に市内すべての住宅への設置を目指す。一括購入は、警報器の悪質訪問販売への対策にもつながる」としています。
昨年末、芦屋市でも条例の改正が行われました。その際、一括大量購入で価格を下げることや、悪質訪問販売の予防のためにも必要と指摘をしたところです。


 芦屋市は「考えてみる」といってましたが、やはり同じように考え行動する自治体があるならば芦屋市もそれに続くべきだろうと思います。


※ど根性大根
 アスファルトを破り育った、ど根性大根「大ちゃん」。いろいろ経緯があり、コピー作成へ手術がどうのこうのと報道されている。誰かに折られ、帰ってきた ところまでは、「ほおー」と見ていたが、今の事態は…


 民間のことならさほど気にしないが、自治体がやってることに「そこまでやるか」という思いだ。自治体の宣伝にはなったのかとはおもうのですが。相生市長 も「無事帰ってきてほしい」とコメント。
日本は幸せというか・・・。


※35人学級拡大 へ
 兵庫県の教育委員会は、県内の公立小学校の1年生で導入している「35人学級」について、4年生まで段階的に拡大することを決めました。この4月からは 2年生まで広げて、1学級が35人を超える県内の約二百校のうち、希望する全小学校で実施されることになります。
 以前から要望の多かった少人数学級が、ようやく段階的に導入されることは歓迎すべきことです。


 しかし、これにとどまらず全学年に、さらに少人数化に向けて制度充実を図ってほしいものです。


※明石市が完全無料化
 明石市が、就学前の乳幼児の医療費を、七月から完全に無料化することを発表しました。所得制限や一部負担のない医療費助成は県内の市としては初めてのこ とです。また、これまで助成対象でなかった小学生についても、市民税非課税世帯の児童は医療費を無料にするともしています。
 さて、芦屋市は・・・


(市会議員・中島健一)

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