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2005年(平17)12月1日 議会レポのロゴ No.281


※子どもを守る
 最近は、子どもを巻き込む信じられないような事件が頻繁に起こっています。芦屋市内も例外ではありません。報道はあまりされませんが、不審者からの声かけなどが後を絶ちません。

  わが子を、孫を守るためには、何よりも子ども自身に意識をさせ、大人と地域の協力が不可欠です。皆さんのご協力をお願い致します。

◎連れ去り犯から、子どもを守るには…
http://www.webvision.jp/family/other
    (WebVisionのサイトからの引用)

★ポイント1
 子供に教える防犯の基本は?

 連れ去られにくい状況を、いつも保っておくことが一番大事なことです。それには、以下の内容を身体で覚えさせておくことです。
 ときどき後ろを振り向いて周囲を見て、不自然に近寄ってくる人や車がないかチェックしたり、人の潜んでいそうな場所を避けて通ったりなど、道を歩きながら確認しておきましょう。

(1)一人で歩いたり、遊んだりしない。
   (連れ去りの約93%が一人の時に起きている)

(2)複数でいても、できるだけ人目の多い場所を選んで歩く。

(3)異常にすぐ気がつくように、周囲、特に後ろに注意をしながら歩く。

(4)おかしいと思う人や物、場所に近寄らない。近寄ってきたら、すぐ逃げる。
   (最低でも、両手を開いた長さの距離をキープする)

(5)変なことがあったら大声をあげて逃げ、何があったかすぐに大人に知らせる。

 「おかあさんが呼んでいるから行こう」と声をかけて連れ去る古典的な『声かけ』の例も、いまだに使われています。「猫が逃げたから一緒に探して」とか「写真を撮ってあげる」「おもしろいゲームをあげる」など、子供の興味をひく例や、「ついてこないと、殺す」などと脅迫する場合もあります。

 「不自然に近寄ってくる人がいて怖かったら、何も言わずに逃げていいのよ」と教えておいてください。

 また、子供の衣類やバッグなどに氏名を書いていたり、学校の名札を校外でもつけていると、名前で呼ばれて、子供が知人と勘違いしやすくなってしまいますので要注意です。

★ポイント2  低学年に教える『イカのおすし』

 防犯の基本の頭文字をとったもので、警視庁が考えた教え方が『イカのおすし』。
 イカの絵を書いて教えると、小さい子でも楽しく覚えます。何度も復唱させましょう。「イカのおすしの、イカはな〜に?」と聞いて、子供が答えるようにすると、みんなで元気良く答えてくれますよ。

【イカ】=行かない(知らない人について行かない)
【の】 =乗らない(知らない人の車や悪い誘いに乗らない)
【お】 =大声でさけぶ(「助けて!」と大声を出したり、防犯ブザ      ー を鳴らす)
【す】 =すぐ逃げる(大人のいる方にすぐ逃げることが何より大      事)
【し】 =知らせる(再犯防止のため、どんな人が何をしたかをす     ぐに知らせる)

(ポイント3・4略)
★ポイント5  いざというときのために110番通報
を練習しておこう!


 再犯防止、犯人逮捕のためには、すぐに1110番することです。子供でも110番できるように、練習しておきましょう。

 いつ、どこで、何があったのか、どういう人だったのかを言えるようにしておくのです。外の場合、目印になる建物などを言うようにします。もちろん身近に電話がない場合、助けを求めに飛び込んだお店などで同様のことを伝え、大人の人に通報してもらいましょう。通報するほどではないと思った場合は、『警察総合相談窓口(局番なし)=♯9110番』へ相談してみてださい。

(ポイント6略)
★ポイント7  教える際の注意点は?

(1)  必要以上に怖がらせない。必ず具体的な対策を教えてあげることで、勇気が出ます。一つでもいいので、実際に対策を練習してストレスを減らしましょう。また、夜遅くに怖い話をするのは避けましょう。寝られなくなる子供もいます。

(2)  対策には何通りもあるので、工夫することが大事だと教えることが重要です。少し大きくなれば、状況を見て、自分で判断することを教えましょう。犯人によって、どうすれば逃げられるか、違ってきます。

(3)  対策にグッズや新しいサービスを使う場合、情報を集めて、最大限にうまく使えるように準備してください。何事にもマイナス面があるので、新しいマイナス面を探して、対応を考えておくことも重要です。

◎防犯ブザーの上手な使い方
・ 間違って鳴らしてしまうことが結構あるので、鳴らし方と止め方は、何度も練習しておくこ。
・ 電池が入っているものなので、時々電池が残っているか確認する。
・ どういう場合に、どうやって持ち歩くか、色々工夫して試しておく。
(特に危険を感じる場合は手で持って歩く)
・ 忘れても、大声をあげればいいということを覚えておく。
・ ブザーを鳴らしながら、走って逃げる練習や、何があったか大人に報告する練習もしておこう。
・ 首からぶらさげると、ひもで首を締められたり遊具に絡まる可能性がある。

◎110番のかけ方(子ども用)
(鶴見防犯協会ホームページから引用)

110ばんにでんわをかけると、係(かか)りの人(ひと)がつぎのことをききますので、おちついてはなしましょう。

係(かか)りの人(ひと)がきくことたとえば

★ どうしましたか?
   ちかんにあいました。つれていかれそうになりました

★ どこでありましたか?
  場所(ばしょ)をくわしくはなしましょう。わからなかったらちかくにあるたてものや、お店(みせ)、こうえんの名前(なまえ)でもいいです。

★ いつごろありましたか?
  いまから○○分(ぶん)ぐらいまえに

★ はんにんはどんな人でしたか?
  男(おとこ)の人(ひと)か女(おんな)の人(ひと)か、何歳(なんさい)ぐらいだったか 何人(なんにん)だったかなど

★ いまどうなっていますか?

★ あなたの住所(じゅうしょ)
   おなまえ
   電話番号(でんわばんごう)は?  

(市会議員・中島健一)

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