決算委員会で明らかになった進学状況について、先回の小学校に続き中学校の状況をお知らせします。 中学校の進学状況(市立)今年3月 精道 山手 潮見 卒業生数 173 118 124 市内公立高校へ 47 31 36 市外公立高校へ 71 36 49 私立高校へ 51 44 32 専修学校へ 0 4 5 就職 1 0 0 無業者 3 3 1 その他 0 0 1 市内公立高校へ 27.2% 26.3% 29.0% 次に、過去8年間の小中の進学状況ついて。 小学校の進学状況(市立) 過去8年間 98 99 00 01 02 03 04 05 卒業生数 713 667 601 640 578 587 638 606 市立中学校へ 490 458 446 447 388 379 435 403 県立中学校へ - - - - - 5 5 6 市外公立中学校へ27 28 8 22 19 22 17 17 私立中学校へ 190 176 147 169 168 180 178 177 国立中学校へ 6 5 0 1 2 1 2 2 その他 0 0 0 1 1 0 1 1 市立中学校へ(%)68.7 68.7 74.2 69.8 67.1 64.6 68.2 66.5 2回にわたり小中学校における進学状況を掲載してきましたがいかだでしょうか。 小学校における進学率が同規模の他市に比べ著しく低くなっていますが、阪神間には私学が多いなどの地域的状況も大きな要因になっているようです。 中学校の進学率は、大きな変化はありません。しかし、今年から芦屋学区だけでなく神戸第一学区の高校にも進学できるようになり選択範囲が広がりました。 今後進路指導のあり方も、今年初めての経験を経て大きく変わっていくことも。 中学校過去8年間の進学状況(市立) 98 99 00 01 02 03 04 05 卒業生数 595 586 512 527 501 482 474 415 高校への進学者 573 570 505 506 489 460 457 397 専修学校等へ 11 10 4 9 9 17 10 9 就職 2 2 0 1 0 2 1 1 無業者 9 4 3 11 3 3 3 7 その他 0 0 0 0 0 0 3 1 高校等への 進学率(%) 98.2 99.0 99.4 97.7 99.4 99.0 98.5 97.8 さて、ゆとり教育といって授業時間を極端に減らしたことへの反省から、学校教育のあり方がまた見直されています。上であれこれ議論するだけならいいので すが、現場や保護者はたまったものではありません。 保護者の願い、それはどんな大きな改変の時期であろうとも基礎学力はきちんと身につけさせてほしい、に尽きるだろうと思います。 不登校者の数も減少の傾向にはありません。それどころか、個々の事案の深刻化が指摘されています。1学級の人数を減らすのも大切ですが、何か大事なもの を置き忘れて教育改革というものが進められているのでは…。 そんな気がしてなりません。 (市会議員・中島健一) HOME |