2005年(平17)11月3日 No.277
※市公共事業評価監視委員会
市は、公共下水道事業(南芦屋浜処理区)と、山手幹線街路事業(芦屋西工区)について諮問し、回答がありました。その概要をお知らせします。
監視委員会は、2件の事業とも事業継続が必要としました。
◎南芦屋浜処理区について
本事業は、兵庫県企業庁が埋め立てた南芦屋浜地域の汚水管渠と下水処理場を整備する事業として平成8年に事業採択され、平成13年度には南芦屋浜下水処理場を供用開始し、高度処理方式による大阪湾の富栄養化の抑制及び汚濁負荷量の削減により公共用水域の水質保全など良好な生活環境の確保に著しい事業効果が認められ、引き続き未整備地区を完了することは是非とも必要である。
事業の進捗状況は、平成17年3月末日現在、南芦屋浜処理区における下水道の面整備率は72%であり、公共下水道への接続率は、100%と順調に推移している。
事業の見通しについては、本地区の整備主体が兵庫県企業庁であることなど、当初の計画通り進捗が見込める。
したがって、市の公共事業再評価の内容及びそれに基づく対応方針は妥当であると判断する。
◎芦屋西工区について
本事業は、都市計画道路山手幹線の一部であり、神戸市に隣接する区間を整備する事業。
山手幹線は、阪神間を東西に結ぶ地域幹線道路であり、阪神淡路大震災を経て防災の面からも早期整備の必要性が高まり、神戸市から尼崎市までの全線で事業が進められている。
本事業は、阪神間全体の交通の円滑化と尾防災機能の強化に大きく寄与することが期待されている。
本事業の慎重区状況及び進捗の見込みは、用地取得率も約95%に達し、約49%の区間で工事に着手している。また、兵庫県が施行する芦屋川横断部の工事も、地域住民の理解と協力を得ながら進められ、本年10月から着手する状況となっており、計画通りの進捗が見込まれる。
したがって、市の公共事業再評価の内容及びそれに基づく対応方針は妥当であると判断する。
※公共事業評価監視委員会とは
市が実施する国庫補助事業の再評価を審議し、公共事業の効率性及びその実施過程の透明性のいっそうの向上を図るための委員会。
※委員の構成
中尾英夫 弁護士
森津秀夫 流通科学大学教授
平山京子 まちづくりコンサルタント
田中みさ子 大阪産業大学助教授
武久顕也 監査法人トーマツ
全国的には監視委員会が工事を中止させたり、その役割を発揮しています。市の監視委員会にも、市民からの期待が大きく寄せられているところです。
※市内公立学校の進学状況@
小学校(市立)平成17年3月卒業
精道 宮川 山手 岩園 朝日 潮見 打出浜 浜風
卒業生数 80 69 82 87 73 61 86 68
市内中学 50 51 50 46 45 46 64 51
県立中学 1 2 0 1 2 0 0 0
市外公立 4 0 1 5 0 2 4 3
私立中学 25 16 31 35 26 12 18 14
その他 0 0 0 0 0 1 0 0
進学率% 62.5 73.9 61.0 52.9 61.6 75.4 74.4 75.0
(市内中学)
決算委委員会で市内公立学校の進学状況が明らかにされました。
やはり、小学校では岩園、山手、朝日ヶ丘の各小学校での進学率が低いようです。中学校の状況については、次回お知らせします
(市会議員・中島健一)
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