[バックナンバーINDEX] [HOME]

2001年(平13)2月22日 議会レポのロゴ No.75

富田助役再逮捕

そして再度の家宅捜査

 8日(木)に再逮捕が報じられました。その翌日、市役所に二度目の家宅捜査が入り、公園緑地課そして市議会も初めて捜索を受けました。

 今回の容疑は、震災復興の公園整備事業に絡み現金百万円の授受があったというもの。ニュースではこの現金授受に市議も絡んでいると言う報道があったそうです。事実はまだわかりませんが、どこまで根が深いのか…

百条委求める請願

 汚職の舞台となった西部地区のまち再興協議会は、「住民の間に行政不信が広がっている」として、事件の解明再発防止を求めて権限のある調査特別委員会の設置を求める請願を市議会に提出しました。

 この請願の取扱は、27日からの議会で取扱われることになります。この他にも汚職に関しての請願がすでにいくつか議会事務局に提出されています。

○西部地区まち再興協議会の請願(概要)
一、 地方自治法第百条に定める権限に基づく調査を行い、事実関係を確認し、発生の原因特定をすること
二、 調査の結果明らかになった事実関係等に基づき、原因除去と再発防止のために必要な処置をとるこ
三、 明らかになった事実等を市民に公表すること

この間の審議から(概要)

Q=大協はどうして入札に参加できたのか
A=市内業者については、ランクを上げる配慮をしている

Q=その配慮はいつもか
A=常にしていた

Q=施行実績がなく最近設立した業者。こんなことはたびたびあるのか
A=可能であると判断した

Q=業者からの売り込みはあるのか
A=日常的に業者の営業活動はある

Q=業者と直接に会うのは問題があるのでは
A=課題だとは思う

Q=指名業者の選定については
A=できるだけ同じ顔にならないよう注意しているのだが

Q=契約業務遂行の確認は
A=現場に毎日行って確認している

Q=契約の予定価格は誰が決めるのか
A=工事の規模によって山内助役や担当部長が決める

Q=岩園小学校の入札は予定価格ぴったりに落札しているがなぜか
A=偶然そうなったのでは

Q=この予定価格を知っていたのは
A=担当職員、課長補佐、次長など六人程

Q=指名業者に大協を加えたのは口頭か
A=そうだ

Q=なぜ最初から加えなかったのか、内規の逸脱があるのでは
A=入札内規は見直していきたい

Q=清水町の公園整備が分割になったのは
A=十二月十日ごろではないか

Q=議会の質問で分割になったのか
A=工程的な事と、地元業者が参加できるようにするため。分割した方が早くできる。

Q=経費的にはどうか A=金額的には変わらない   など

 先回請求された資料の提出がありました。量が膨大なのでご覧になりたい方は、議会事務局か中島まで。

(市会議員・中島健一)


議会レポNo.74へ

バックナンバーINDEXへ
HOME