2001年(平13)1月25日 No.72 衝撃走る!19日(金)昼から報道された「芦屋市助役を聴取」その後の「助役を逮捕、復興事業で便宜」は、関係者に衝撃を走らせました。 現時点(21日)で、事件の詳細はまだわかりませんが、この間報道されている事を追ってみると…。 ○19日(金)昼過ぎ頃から、「助役事情聴取」の報道がラジオ・テレビで流れ出す ○夕刊一面に「県警、収賄容疑で調査」など各紙が報道 ○市役所はマスコミ関係者であふれる ○午後5時、庁内で記者会見が行われる ○深夜「助役逮捕」の報道 ○20日(土)「復興事業で便宜、助役逮捕」が朝刊で報道 ☆この報道で復興事業にまつわる便宜という事を知りました。入札に関しては公正さを求めて何度か質問しましたが、口利きだけで入れるものなのかと驚いたと同時に、それを了承した指名選定委員会のあり方に大きな疑問を抱きました。 ○午前8時記者会見 市長コメント概要 ☆起きてしまった事実は認めるにしても、この間「公正な入札をしている」と応えていた答弁はなんだったのか、「万全の対策」にこれまでも努めていたのではなかったのか…。 ○情報が飛び交う ○午後、市役所の家宅捜査が始まる ○議会代表者会議の開催通知 ○夕刊に海外旅行などの接待付が報道 ○21日 業者指名のいきさつが報道 「今回の工事では、同選定委員会(富田容疑者ら市幹部10人で構成)を昨年8月31日に開催。市管財課が事業規模などから7業者を選んだ原案の中に大協は入っていなかった。しかし、席上、同課長が『大協は指名実績はないが、工事予定地の地権者でもあり、指名を検討してほしい』と要請。これが異論なく認められ、代わりに、別の工事を抱える業者が急きょ、指名から外された。当時の模様について同課長は『大協はこれまで指名されたことがなく、やや不安があったため原案には入れず、口頭で説明して委員の判断を仰ぎたかった』と説明」 以上がこの間の動きです。 疑惑解明に向けて今後、疑惑解明とともに再発防止に向けての取り組みが行政でも議会でも何らかの形で始まります。 市民の信頼を取り戻すには、これまでの垢をすべて取り払う事が必要です。それができるかどうか、そこを監視する市民の役割が重要なのは言うまでもありません。私もみなさんの代表として頑張ります。 (市会議員・中島健一) HOME |