2000年(平12)7月13日 No.52 市教育委員会定例会7日(金)に第6回定例会がありましたので傍聴に行きました。冒頭、教育委員長から「委員会は原則公開となっている」「非公開にすべきものを次回から会議に諮ります」と、これまでの対応を改める発言がありました。 これで、教育委員会も自由に傍聴ができるようになります。一歩前進です。教育委員の期待に応え、傍聴者が多くなることを願ってやみません。 この日は、市立芦屋高校の報告と学区制が大きな話題でした。この大事な話をしている時に朝日委員はなんと居眠りを始めました。 委員会と言っても五人しかいない中で、短時間とはいえ居眠りをするなどは、緊張感がないと言えます。定例会は月2回、それも数時間で市民の税金から毎月約20万円の報酬をもらっているのですから、もっと緊張感を持ち頑張ってほしいものです。 学区制の問題(※)と市立芦屋高校の将来像は、密接に関連するものですから、設置される予定の学校教育審議会で同時に諮問・審議となりそうです。それはそれでいいのですが、教育委員会としても独自に保護者にアンケートを取るなど、独自の調査活動が必要かと思うところです。 ※芦屋学区の見直しが県教委から出され、西宮の総合学区もしくは神戸第一学区との併合に。それとあわせ、市立芦屋高校のあり方が問われている。 責任は教育委員会にあり審議の中である委員は、「審議会の位置付けをもっと大きく」して「しっかりした答申を出せるように」の発言をされていました。 審議会で充分審議するのは当然ですが、どんな答申が出されようとも、最後の判断・責任は、教育委員会にあることを忘れた様な第三者的発言に、他の傍聴者からため息が。 「教育委員としての自覚がなさすぎる」の発言も傍聴者からでていました。 市議会で提出された資料など○市民税の非課税者数の推移が資料として提出されました。
非課税者には、未成年者等を含みますのでその数を省くと、今年度は約27000人とのことでした。数字で見ると、納税者の数が少ないかなと感じました。ちなみに推計人口は現在約78000人です。 ○公社等の事業及び会計に関する報告 ★財団法人芦屋ハートフル福祉公社 以上の報告書の提出がありました。ここでは詳細に紹介できませんので、興味のある方は各公社等でご覧になるか、中島まで連絡お願いします。 決算特別委員会が早めに決算特別委員会は毎年12月に開かれていますが、その審議内容が翌年度の予算に反映されにくい(12月の時点でほぼ予算概要は固まっているため)状況を改善しようと、今年度から早めることになりました。 まだ予定ですが、10月の半ばに開かれることが確認され、決算委員会は今まで以上に活発になりそうです。 会費制でもだめなの??市制60周年に向け編集してきた議会史の目どもたち、そのお披露目をかねて議会事務局から市制記念日(11月10日)にあわせて、会費制の懇親会(約三千円)が提起されてきました。会費制であれば、この数年間かけて編纂してきた議会史のお披露目をしても、私は別段かまわないと思います。 各派代表者会議では、共産党が「60周年は大きな節目ではない」「戦前と戦後の市制は同じではない」の発言があり、やる事に疑問を出しました。 市制記念だけなら言わんとすることもわからないではないですが、節目に向けて議会史を作成してきたそのお披露目ですから…。結局、することにはなりましたが、参加は強制しないということに。 (市会議員・中島健一) HOME |