2011年(平23) 7月7日
No.515
※専決処分の報告
定例会初日に、専決処分の報告がありました。これによると、車両による事故が2件、その他の損害賠償が2件となっています。
今回の車両事故は、2件とも救急車によるものです。後進中の接触と、消防署から出庫する際の接触となっていますが、一刻を争う患者搬送中などであれば由々しき事態になります。どの車両もそうですが、事故のないよう細心の注意をしてほしいと思います。
気になったのは、子育てセンターで起きた事故です。職員が遊び相手をしていた
際に、右手肘を脱臼させてしまい、その損害賠償金が支払われていました。どんな状況下で起こったかはわかりませんが、示談解決済みとのこと。こういった事
故はこじれる場合も多くありますから、今後も誠意ある適切な対応と教訓を導き出す取り組みを求めるものです。
※副市長の選任
任期満了に伴う副市長の選任同意案件があり、引き続き現職の岡本氏が選任されました。
岡本氏は大桝町在住で今年67歳。平成15年に助役(現副市長)に就任後、3度目となります。聞くところによると、就任を固辞していたそうですが、適任者がいないなどの理由から続投が決まったようです。
今後は職員幹部の養成、後継者の育成にも力を注いで頂きたいと思います。
※納付等は適切に
市では、公的債権を一元管理するため、4月から「債権管理課」を新設、市税徴収担当課が所有する徴収ノウハウを、他の債権の徴収にも生かす取り組みを始めました。
今年度は、国民健康保険料・後期高齢者医療保険料・介護保険料および保育所保
育料の内、高額・困難滞納案件などを債権管理課に移管します。今年度から、納付できる収入や財産があるにもかかわらず納付していただけないかたに、給与・
年金・不動産等の財産の差し押さえ処分を前提として取り組みます。 (市広報より)
※散水栓に補助と別料金を!
庭園都市宣言と結びつけて、水道の散水に関しては安い体系にできないか求めました。
散水も飲用も水道料金は一本化されています。そのため、散水に利用しても下水道料金が請求されるなど、不合理な点があるのは否めません。庭園都市宣言に協力する家庭には、散水栓設置の補助、料金体系の見直しなどを求めたところです。
しかし市当局は、けんもほろろの答弁でがっかりしました。水道使用量が減っている中で、料金体系を大元から見直すことも必要ですし、今回の提案が実現で
きれば逆に水道使用量は増え、収支向上にも貢献できるのではないかと思います。また、散水といっても、洗車など他の用途に使用される懸念があるようです
が、少々の他用途利用は問題ないのではないかと。
打ち水大作戦が呼びかけられていますが、水道水以外を利用するよう求めています。それならば、そうできるよう雨水タンクの設置に関して助成制度を設けるなど、フットワーク軽く政策的な誘導に努めてほしいと思います。
※熱中症にご注意
市役所においても節電が励行されていますが、各家庭での節電は体調ともよく相談しながらの取り組みをお願いします。
一番怖いのが熱中症です。
◎熱中症とは
・高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です
・死に至る可能性のある病態です。
・予防法を知っていれば防ぐことができます。
・応急処置を知っていれば救命できます。
◎熱中症の症状
めまい・失神
筋肉痛・筋肉の硬直
大量の発汗
頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐
倦怠感・虚脱感
熱中症を疑った時には、死に直面した緊急事態であることをまず認識しなければなりません。重症の場合は救急隊を呼ぶことはもとより、現場ですぐに体を冷やし始めることが必要です。
@ 涼しい環境への避難
風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内などに避難させましょう。
A 脱衣と冷却
・衣服を脱がせて、体から熱の放散を助けます。
・露出させた皮膚に水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やします。
・氷嚢などがあれば、それを頚部、腋窩部( 脇の下)、鼠径部( 大腿の付け根、股関節部)に当てて皮膚の直下を流れている血液を冷やすことも有効です。
・深部体温で40℃を超えると全身痙攣(全身をひきつける)、血液凝固障害(血液が固まらない)などの症状も現れます。
・体温の冷却はできるだけ早く行う必要があります。重症者を救命できるかどうかは、いかに早く体温を下げることができるかにかかっています。
・救急隊を要請したとしても、救急隊の到着前から冷却を開始することが求められます。
B水分・塩分の補給
冷たい水やスポーツドリンクを。
(熱中症環境保健マニュアルより)
(市会議員・中島健一)
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