2001年(平13)11月29日
No.107
教育委員会が打ち出した方針
「今後の高等学校教育のあり方について」の方針を教育委員会が打ち出しましたが、その概要を報告します。
○市立芦屋高校のあり方
▼基本方針
・廃校にする
▼廃校にする主な理由
・人口が概ね10万人以上かつ財政上の能力が十分あるという法令に照らし、生徒数が減少し財政も逼迫するなど状況が変化してきている。
・現在の生徒数は191人で240人の生徒数が必要である学校設置要件を満たしていない。今後も生徒数が定員を上回る見込みは少ない。
・数字にわたる経営改善を試みてきたが、今なお市民の信頼に応える状況に達していない。
・財政の健全化に取り組んできている
▼募集停止および廃校の時期
・平成17年3月に生徒募集を停止し、平成19年3月末で廃校にする。
▼時期を判断した理由
・生徒の募集停止をする場合には、三年前には公表することが望ましい。
・平成17年3月に卒業する市内中学校生徒数が大幅に減少する事が予測される。
▼廃校に伴う主な課題
・生徒の進路指導と進路先の確保
・廃校による過員教職員対策
・跡地利用の検討
○芦屋学区の通学区域の見直し
▼基本方針
・「歴史的、地理的な背景からしても神戸第一学区との統合が、より望ましい」の答申を最大限尊重する。
▼今後の手続き
・高等学校の通学区域は、県教育委員会が定めるので、速やかに競技調整を図る。
(市会議員・中島健一)
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