2011年(平23) 6月23日
No.513
※市長 告発される
先の選挙における収支報告書虚偽記載について、市長は選管に訂正届けを出すなどしていましたが、市民から公選法違反容疑で芦屋署に刑事告発されました。告発は受理され県警が捜査を行なうようです。送検等も含め今後の成り行きが注目されます。
また議会においても、今週からの定例議会において、市長に改めて説明させる場を持つため議会内の調整が始まっています。
ちなみに公選法では収支報告書の虚偽記載について、3年以下の禁錮刑か50万円以下の罰金が定められています。
※1票差の異議、収束へ
先の市議選では、当選者と落選者が1票差となり落選候補者が市選管に異議を申し立てていました。
市選管は、この間協議を開くなどその対応に追われていましたが、申し出について棄却(※)と判断し、落選候補者に伝えていました。この場合、県選管に再度異議を申し立てることもできるのですが、それはなかったため、選挙結果が確定することになりました。
これを受け、供託金も返還されることとなり各関係者にその旨の連絡があったところです。
※棄却は、不服申立ての内容を審理したものの申立てを認めるべき理由がない場合に行われる。これに対して却下は、不服申立てが要件を満たさず、不適法であった場合に行われる。つまり要件審理の段階で裁断されるので、申立ての内容については審理されない。
※少し前進? 中学校給食
市は、この定例議会に中学校の給食懇話会設置を含む補正予算を提案予定です。この懇話会で「様々な意見があるので昼食のあり方について広く意見を聞く」ことにしていて、給食導入の是非について検討することになります。
十何年もかかって、ようやく懇話会設置にいたりましたが、まだまだ安心はできません。実施することになっても、その内容も大切だからです。
(市会議員・中島健一)
バックナンバーINDEXへ
HOME
|