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2011年(平23) 5月19日 議会レポのロゴ No.509

※定例会と議案審査

 来月から新議会が始まりますが、その議案審議の流れについて、議会ホームページから転載し、紹介します。

 議会の招集は市長が行います。なお、議長が議会運営委員会の議決を経て、または、議員定数の4分の1以上の議員から請求があれば市長は議会を招集しなければなりません。

 議会(議決機関)は、執行機関とは異なり1年中活動しているわけではありません。法的には議長の開会宣告で、議会が議決機関としての活動能力を有する状態になりますまた閉会宣告でこの能力は消滅します。

 議会に議案を提出する権能は、法律で市長と議員の双方に与えられています。議員が議案を提出する場合には、一定の人的要件(議員定数の12分の1以上)が必要です。

 提出者(市長または議員)が、提案の理由とその主な内容を明らかにするために行う説明のことです。

 議題となっている事件について、疑問な点や不明確な点を提出者にただすことです。

 本会議で議題となった案件を委員会に審査を委ねる行為を委員会付託といいます。ほとんどの案件は、各委員会で専門的・具体的に内容の検討を行います。

 委員長が付託された案件について委員会での審査の経過や結果を口頭で報告するものです。この報告は、本会議での全議員の判断資料となるため、重要な意味があります。

 委員長報告を聞いたうえで、なお委員会の審査の経過や結果を委員長に確認するため行います。

 案件の賛否について自己の意見を表明することをいいます。これは単に自己の立場の表明にとどまらず、多くの議員の賛同を得ることに意義があります。

 表決は、議会の審議過程の最終手続です。表決の結果、得られた議会の意思決定を「議決」といいます。

◎本会議…全議員が出席して、議会の意思を決定する会議です。
◎委員会…本会議で議会の意思を決定する前に、いくつかの部門にわかれて専門的に審査する会議です。

 運営委員会、特別委員会、議員政治倫理審査会で構成されます。
常任委員会は、その部門に属する市の事務に関する調査を行い、議案、請願等の審査を行います。総務、民生文教、都市環境の3つの常任委員会があります。

 議会運営委員会は、議会の運営全般について審査、調査、協議を行います。また、特別委員会は、特に必要があるときに議会の議決で設置することができます。

 これまでは、行財政改革調査、市立芦屋病院調査、予算、決算などの特別委員会が設置されています。議員政治倫理審査会は、芦屋市議会議員及び市長等の倫理に関する条例に基づき設置される常設委員会です。

※潮芦屋交流センター
 潮芦屋交流センターは、芦屋市における国際交流・地域のコミュニケーションの拠点として、先月の4月12日に、オープンしました。
この潮芦屋交流センターは、集会所、国際交流センター、屋外交流広場(テニスコート)の3つの施設で構成されています。

 開館時間は午前9時から午後9時30分(屋外交流広場のみ午後9時迄)となっており、休館日は、水曜日と年末年始になります。機会があればぜひご利用ください。

            場所 芦屋市海洋町7番1号
            電話 25‐0511


(市会議員・中島健一)


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