2011年(平23) 3月24日
No.504
※震災支援
芦屋市の取り組みを報告します。
発生当日 消防第1陣を派遣 福島県と宮城県において活動
14日 2トン加圧式給水車1台
支援車両1台 仙台市へ
消防第2陣が交代要員として出発
15日 市独自の募金開始
災害義援金募金委員会(14団体)
22箇所の募金箱設置
16日 青森県八戸市へ
救援物資と人員の派遣
17日 福島県二本松市へ
救援物資を配送
18日 救援物資の第2陣を二本松市へ
支援要員派遣
その他、公営住宅等の空部屋提供、遺体火葬の援助等、兵庫県を通して調整中です。
○災害支援ボランティアについては…
ひょうごポランタリープラザ 078‐360‐8845
※原発について
情報の開示が一番必要であるにもかかわらず、なされていない事を危惧しています。
政府や東電の対応について批判すべき点は多々ありますが、それはさておき、今は正確な情報を各自が見極め、沈着冷静な行動をとること、想定されうる状況に対してシュミレーションしておく事が必要です。
事態は進行中ですので被爆を恐れず現場で最善を尽くしている方の努力が報われることを願うばかりです。(21日午前)
※参考までに
放射線と放射性物質、外部被曝と内部被曝は違います。気をつけなければならないのは、放射線物質が体内に入る内部被曝です。チェルノブイリでは、汚染された食物を口にしたことによる内部被曝が問題となりました。
単位も注意が必要です。年間に浴びる放射能は普通2〜3ミリシーベルトです。WHOでは年間にして50ミリシーベルトだと避難すべき量としています。これを毎時にすると0.0057ミリシーベルト。
マイクロシーベルトに換算すると毎時5.7マイクロシーベルトになります。濃度は風向き等で常時変化しますので一概に言えませんが、常態として先ほどの数字が続くようであれば、それなりの判断が求められます。
※予算特別委員会
先週、予算特別委員会が開かれ各分科会の座長報告のあと表決が行なわれ、予算は可決されました。また、特別委員会として一般会計補正予算等に対する附帯意見について、全会一致で可決しました。
附帯意見
平成23年度の予算を執行するに当たり、以下の事項について適切な措置を講ずるよう求める。
1、子ども手当に要する経費については、その負担を地方自治体に委ねることなく全額国費負担とすることを国へ強く求めていくこと。
2、上記事項については、その進捗状況を随時議会に報告すること。
※阪急芦屋川駅前広場
駅前広場にある便所の改築工事が行なわれます。その概要について報告がありましたのでお知らせします。
工事概要
・ 当工事はトイレの改築工事のため、広場全体のバリアフリー化を行なうものではありません。
・ 既存のトイレは男子用トイレとして改築し、多目的トイレと女子用トイレを増築します。
・ 花時計は増築に支障となるため撤去します。
・ 花時計に使われている文字盤等は花時計があった証として、地面に埋め込むなどして残す方向で検討しています。
・ トイレ前の植え込みは花壇として整備。
・ 花壇の前は休憩できるよう、ベンチとしても利用できるよう検討中。
※統一地方選挙
芦屋における県議会選挙は、無風から一転選挙となるようです。これまで予定候補者は自民党のみでしたが、民主党が市外在住の人を擁立するようです。
市長選挙は今のところ動きはなく、現職の市長と県会議員が名乗りをあげています。
一方、市議会選挙は震災に触発され名乗りをあげる人もおり、立候補予定者の説明会では27陣営だったのが、現在は30ほどに増え選挙戦に向けて準備をしているようです。今回も前回と同じく22議席に向けて熾烈な戦いが予測されます。
報道では、震災を考慮して選挙カーの使用や街頭での宣伝活動を自粛する動きが出ています。しかし、有権者が判断をする際、情報不足になるような自粛はあまり好ましいものとも思えません。良識的判断が必要です。
ちなみに、私は前回と同じように今回も選挙カーを使用しないで、静かな選挙に努めたいと考えています。
(市会議員・中島健一)
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