2010年(平22)12月16日
No.492
※調停の申し立て
市は、兵庫県住宅供給公社を相手方として調停を申し立てました。市と県公社は芦屋浜埋立地での水利負担について協定を結んでいました。しかし水量
相当分の経費の支払いについて、この間協議を重ねてきましたが合意に至らず、額の確定と支払いを求めて調停を申し立てる事になりました。
詳細については複雑な経緯がありますので省きますが、金額として約20億円ある事については双方合意したのですが、この中に交付税が入っているとし県公社は、公社負担は約10億円と主張しているからです。
これについて、芦屋市としては納得できないことから調停によって解決を図る事としました。
金額も大きいですし市の主張が通るように、担当所管は頑張ってほしいところです。
※配偶者等からの暴力対策
配偶者等からの暴力が増えている事から、芦屋市でも対策基本計画(DV対策基本計画)策定に向けて、中間まとめが議会に提出されました。
この計画は4章から成り立ち、その中の基本方針と基本目標の柱を紹介します。
○基本方針
配偶者等からの暴力は、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害であるとの認識に立ち、幅広い関係機関の連携のもと、暴力を容認しない社会環境づくりや被害の防止、被害者の早期発見・安全確保を図り、被害者の立場に立った切れ目のない支援の実現を目指します。
○基本目標
1、相談機能の充実
2、被害者の安全確保
3、被害者の自立支援
4、啓発・教育の推進
5、関係機関の連携、人材の育成
計画の中では「計画の推進」の項目もあります。しかしともすると目標倒れになりがちなので、そうならない事を期待しつつ「中間まとめ」からの成案を見守りたいと思います。
※潮芦屋の暫定利用
潮芦屋にある教育施設用地(約2・7ha)は、来年の3月に土地賃貸契約が満了となる事から、事業提案協議方式により民間事業者を広く募集していたところです。
結果は応募者が1社しかなく、引き続きミズノスポーツプラザ潮芦屋として「スポーツを笑顔が弾むまち」のコンセプトのもと、事業が展開されることになりました。
土地の賃貸期間は平成28年3月末までで年間集客予測は10万人と見ています。
(市会議員・中島健一)
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