2000年(平12)5月25日 No.47 議会改革特別委員会18日と19日に委員会の分科会が開かれましたので、その審議概要を報告します。 ○議会財政について 議員報酬が取り上げられ、「もう7年も据え置かれている、値上げすべき」「勤労者の平均給与を考えれば高すぎる」の意見等が出されまとまらず。 私は議員報酬よりも調査研究活動のための費用引上げが必要と考えます。一番ベターなのは「個人献金に依拠する」ですが、現実は厳しい。 ○審議会などの委員派遣 議会から派遣している審議会等の委員について、選出方法、派遣すべきかどうか議論がありました。議論はしたものの、現状維持で落ち着きそうです。一つ一つの審議会等の内容をもっと検討する必要があるのでは…。 また、補助金を受けている各種団体の役員に議員が就任するのは自粛すべきとの意見も出されました。 ○会議録について データー検索が容易にできるよう、システム導入を前提にした調査をすることになりました。 ○委員会記録の公開 本会議記録と同じように、委員会記録も公開しようというものですが、「現状でも閲覧申請をすれば可能」の意見が多数で、まとまりませんでした。確かに閲覧可能ですが、国会のようにインターネットに公開するなど必要な時にすぐ活用できるような状況に、少しでも近づけていく必要があります。 ○テレビ放映について 議会の中継については震災前に合意していたのですが、棚上げのままです。今回改めて議論されましたが、「震災前と状況が違うし、費用がかかる」「ケーブルテレビの加入率が少ない」などの意見が多数で実現には程遠いようです。 ○インターネットによる議会広報 市の開設しているものに便乗するのか、独自に開設するのか効果や費用などについて研究していくことに。 ○傍聴の改善について 傍聴者に審議資料を渡すかどうかの論議がありました。審議資料は渡さない方がよいと日程表だけでの配布に留まりました。 (市会議員・中島健一) 阪急バス芦屋浜営業所(この項はスタッフがまとめました)阪急バスに住民の要望を伝えるため、15日に営業所長と中島議員が懇談をしました。 ○南芦屋浜のバスの本数を増やして欲しいという要望に関して 警察からも増やしてほしいと要望があるが、ダイヤ改正してまだ1年しか経っていないので今すぐは無理。ノンステップバスも導入し、改善には努めている。しかし、採算が取れていない現状では厳しい。(市からの助成は、老人の半額パスのみである。) ○臨港線を走るバスの運行をして欲しいという要望に関して 収益をあげるため路線の拡大をしたいのだが、簡単にはできない。以前、大東町のもう少し東まで運行したいということを、阪神バスに申し入れたが、路線の区域(営業権などの兼ね合い)があり無理であった。 来年あたり規制緩和される予定なので、その点では改善される可能性もある。しかし良いことばかりでなく、逆に乗客の取り合いなどによってバス会社の経営などが、ますます厳しくなることも予想される。 ○ミニバスなどでの路線拡大や、その他の改善について ミニバスは、委託などあれば可能だが自らおこなう可能性は少ない。その他の住民からの要望は、実現できるかどうかは別にして、どんな形であれ本社には必ず伝えている。意見があれば、どんどん寄せてほしい。 (文責 事務所スタッフ 下浦) HOME |