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2004年(平16)10月21日 議会レポのロゴ No.236

決算特別委員会での審議

 平成十五年度の決算審査が行われました。その中で審議された主なものを紹介します。

・ 市税等の滞納解消に向けて
・ 複写機借り上げ契約の見直し
・ 各種団体への会費支払い
・ 車両運行管理の適正化
・ データー入力業務での委託先等へのプライバシー保護
・ ホームレスの対応
・ 地区集会所の今後のあり方
・ 医療費助成
・ 養護老人ホームでの給食業務
・ 障害児者に対する政策
・ 南芦屋浜の保育所新設中止と今後
・ 生活保護の制度運用について
・ 災害援護資金等の償還状況
・ あしや温泉の維持管理等
・ ごみ収集のあり方
・ 商業活性化対策 ・ 観光行政のあり方
・ 山手幹線の工事状況
・ JR芦屋駅北側地下駐車場のあり方
・ 公園管理維持業務等
・ 公営住宅管理業務・未納問題
・ 教育現場での諸問題
・ 幼稚園の廃園について
・ 行政改革との関連等
・ 高校の学区統合
・ 国体に関する諸問題

 このほか各特別会計や多くの事項について審議をし、可決されました。

 私も委員として参加し、これまで議会で指摘してきた事項等を当局に質しました。今後は、この決算で審議されたことを受け、会派として予算要望書をまとめ、市にその実現を求めて行きたいと思います。

行政改革 昨年度実績の概要

決算に先立ち、行革の実績について議会への報告がありました。
平成15五年10月に策定された「行政改革実施計画」について、その実績の概要を紹介します。

平成十五年度 行革による削減目標額
  8億2,693万円

平成15年度 実績額  
12億3,675万円

目標額を4億982万円上回りました。しかし、行革で削減された中には市民生活に深く関係のあるものもあり、数字だけで実績を見ることはできないと思われます。

実施内容

歳入の確保
 2億1,210万円
事業に充てる借り入れ(市債)の拡大を要望し,歳入の確保が図られました。

公有財産の有効活用
 4億7,111万円
公有財産を公募等により売却するとともに、新たに入札制度の導入が行われました。

事務事業の見直し
 2億7,200万円
施設の維持等に要する委託料の見直しを図るなど,内部努力を積極的に進め,経常経費の節減が図られました。

給与等のカット
 2億4,848万円
職員の給料の大幅なカットを始め,各種手当ての見直しが行われました。

特別職等の給与の減額
   2,132万円
市長,助役,収入役,教育長の給与が減額されました。

公営企業の経営健全化
   1,174万円
職員を削減するとともに,給与等がカットされました。

 公有財産の有効活用がまだまだ不十分な点が見受けられます。また、市債の拡大が行われましたが結局は借金の枠を増やすのですから注意が必要です。事務事業の見直しは今後も必要です。私からすると、内部努力はされていますが、民間に比べると雲泥の差があると思われます。

(市会議員・中島健一)

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