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2003年(平15)10月30日 議会レポのロゴ No.195

議会制度検討会

会議規則・委員会条例等の見直しが始まりました。検討会は、議会運営を協議しているメンバーで構成し、その目的は地方分権時代に対応した会議規則・委員会条例等を制定するためです。

現在、本会議運営と委員会運営の明確な区分がされてなく、表現もわかりづらいものになっています。全国議長会ではこの改正を促しており、当議会でも改選前から既に検討に着手していましたが、今回、情報公開、運営実態等に対応した規定の整備を行おうとするものです。

○改正に当たっての基本的な考え方
・分権時代、運営実態に対応したわかりやすい規定とする。
・原則として現在の運営をできる限り尊重する。
・検討会委員全員の賛同を得ることを規則等改正の原則とする。
 
 「現在の運営をできる限り尊重する」「全員の賛同」となると、意見の違う部分は手をつけない事になりますから、その部分は検討会が終了した後、独自に改正等を求める事になりそうです。

○運営に当たっての取り決め事項
・検討会の運営には議運委の正副委員長が当たる。
・検討会委員欠席の場合は、会派所属議員の代理出席を認める。
・検討会の結論に基づき、会議規則・委員会条例の改正案等をオブザーバーを含む議運委員全員で定例議会に提出する。
・検討会は原則公開とする。

検討会は、今後月二回ほどのペースで開かれ、来年の定例議会に新しい条例等が提案される予定です。

県政への要望

 市から議会に「兵庫県政に対する要望」の冊子配布がありました。概要を紹介します。

重点要望事項
○財政支援の要望について
・震災関連事業に係る既発債の償還期限の延長
・三位一体の税財政制度改革における配慮
・不交付団体に対する財政支援
○災害援護資金の償還期間の延長について
○山手幹線街路事業の整備促進について
○南芦屋浜地区の整備促進について
○国民体育大会開催に伴う財政支援充実

要望事項
○無年金外国籍障害者・高齢者に対する給付金の助成額の改善について
○精神障害者医療費の公費負担制度の拡充
○芦屋川の環境整備について
・ 散策コースの整備推進
・ ホームレス対策
○宮川の環境整備の促進と回収計画の策定
○芦屋浜海岸護岸の証明施設整備等
○県道芦屋鳴尾浜線の4車線化の早期整備

 詳しくお知りになりたい方は中島まで。

(市会議員・中島健一)

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