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2003年(平15)3月13日 議会レポのロゴ No.166

立候補予定者説明会

8日(土)に開かれた市長・市議、立候補予定者説明会には、市長立候補予定5陣営、市議立候補予定35陣営が出席。市議に関しては出席していない陣営もあり、実際にはプラスαがありそうです。

目を疑ったのが、市の職員がある陣営として出席していたこと。選管は何も言わなかったのでしょうか。公務員は選挙運動が禁止されていますが、選挙運動に該当しない立候補準備行為・選挙運動準備行為も、公務の中立性と選挙の公正を害するものとして禁止されています。
汚職でゆれた芦屋市ですが、あれから数年経過し法の遵守に対して、少し気分が緩んできているのではと言ったら言いすぎでしょうか。

ノーマライゼーションのまち

WAP会(輪になろう芦屋親の会※)主催の会合に出席しました。障害者施策の現状説明の後、市政への要望を受けました。

注※平成六年に西宮の障害児機能訓練通所施設に通っていた子ども達の親の会として発足。現在は市内で早期療育訓練などに参加している親子も参加し、子ども達の楽しめるイベントを企画したり、当事者の立場から行政への働きかけや情報発信をしている団体。

要望の内容は…
○総合福祉センターを早く建設してほしい
○地域の支援策(ガイドヘルパーなど)の充実
○肢体不自由児らの機能訓練保障
○障害者福祉計画への参加
○障害児教育の充実

の五点でした。

私の考えは…
総合福祉センターの建設については、震災により現在凍結されたままですが、市議会においても早期建設の請願が採択されるなど、その必要性は明らかです。財源をどう調達するかなど検討課題はありますが、実現に向けて私も努力していきたいと思います。

地域支援策の充実もはからなければなりません。しかし、国は権限を委譲しても財源は自前でやれと言うやり方ですので、施策の充実をはかるのと同時に、自治体間で格差が出ないよう事業への補助などを国県に働きかけていかなければならないと思います。
肢体不自由児の十分な機能訓練、これが受けられていない実態にあることがわかりましたので、現行の施設の不備を改善していくと共に、就学後の対応については福祉センターの建設とあわせて解消できるよう、努力していきたいと思います。

福祉計画への参加については、計画をつくる段階から当事者の声を聞くのはあたりまえのことだと思います。原案を作成した後に形だけのヒヤリングは行政のあり方として問題です。策定にあたっては、参画と協働を実践させるようにしていきます。
障害児教育の充実については、具体的にどうすればいいのかまだイメージが持ちきれていません。保護者の方や教育現場の人の意見も聞きながら最善の策が取れるようにこれから努力していきたいと思います。

(市会議員・中島健一)


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