2002年(平14)12月26日 No.156 十二月議会は閉会最終日の20日、表決された議案等を報告します。(名称は正式なものではありません) ○休日応急診療所条例の改正 ○同和対策審議会の廃止 ○区画整理施行規定の改正 ○地区計画の条例改正 ○水道条例の一部改正 ○一般会計補正予算 ○下水事業会計の補正予算 ○財産の処分について ○訴えの提起について ○市道の認定 ○職員給与条例の一部改正 請願や意見書など ○行革撤回を求める請願書 この請願にはいろいろ考えさせられました。撤回を求める項目には、打出図書館分室休館や自動車文庫の廃止がありました。これらを取り出して請願を出せば請願は通ったでしょう。ところが賛否が分かれ、今の議会では多数になり得ないような保育所民営化問題などを項目に含めたため否決に。これでは当局は喜ぶし、市民にとってもメリットがありません。 請願書は請願者の意思によるものですが、紹介議員が議会の現状等をきちんと説明し、一致できるものと賛否の分かれるものを分けるよう進言する事が必要だと思います。せっかく一致点で共同できるのに賛否の分かれるものを持ち込むのは、議会を分断するもので、市民にとって害はあっても一利なしです。まさか、請願に反対したから項目すべてに反対したと宣伝する事はないと思いますが。 ○遺伝子組み替えイネを承認しない請願 ○学校給食に組換えイネを使用しない請願 ○西山町ワンルームマンションの請願 ○拉致の早期解決を求める意見書 来年も頑張ります 今年最後の議会レポとなりました。市民の皆さんに芦屋市政、議会の現状等をお伝えするうえで、少しはこの議会レポがお役に立っているのではないかと思います。 まちづくりには、「参画・協働」のワークショップが必要です。ワークショップは「参加者が対等に合意形成を行なう場」であり、市政での政策決定ではまさに求められているものです。それは、市政の課題は様々なものが複雑に関連しいるからこそ「多くの要件を総合的に判断して決定」しなければならないからです。その為には充分な情報公開も欠かす事はできせません。 (市会議員・中島健一) HOME |