2002年(平14)11月14日 No.150 行政は市民の代行者…? 「政策を執行している行政は、ほんとは市民の代行者にすぎません」「行政こそが代行者として市民の声を十分に吸い上げ、施策に反映しているのかを振り返る事も必要です」と先回書きました。現実には、意見を十分吸い上げても政策の執行にあたっては、諸事情で多数の意に反する事もありえます。その時は、説明責任を果たさなければならないのは言うまでもありません。 突然の決定伝達、工事発注?6日、打出保育所で児童課が保護者向けに説明会を開きました。(この説明会も急な事態を知った保護者側の要請によるもの) 児童課の説明では… 待機児童の解消のためとは言え、突然の事に保護者が驚くのは無理ありません。その後の質疑応答では… その他いろいろなやり取りの結果、とりあえずは今回出された保護者側の意見は担当部長に伝えてもらい、工事発注前に保護者と話す機会を持つ事に。 問題点は… なぜ、もっと早くから打診ができないのか。なぜ、保護者とともに解決策を検討できないのでしょうか。 保護者と最善の策を 現在、保育所に入りたいという待機児童数は60人を超えています。抜本的な解消は言うまでもありませんが、緊急避難的な対応をするならば、空いている施設の活用や、幼稚園の保育時間延長なども考えられます。それらもきちんと検討しているのでしょうか。 時間的余裕もあまりありませんが、市の案を絶対化せず、説明責任を果たしつつ保護者と最善の策を導き出せるよう市に求めるものです。 図書館打出分室のその後…打出小槌町の自治会が「打出分室休館説明会ご出席の皆様へ」と題して、その後の事を報告しています。その概要を報告します。 9月21日の分室休館説明会の概要とその後。 参加者から 席上、小治教育文化部長は、質問に対し、私の立場では答えられないので市に持ち帰り関係機関の責任者も交えて再度話し合いの場を持つ旨、何度もおっしゃったのを、覚えていらっしゃる方も多いと思います。 3週間以内ということでしたね。 群馬県夫田市が、ボランティアで図書館を運営しているので、10月30日前田館長が、見学と話しを聞きに行きます。その後、市で方針を決めて、地域代表者約十名に説明したい。との事でした。(報告書から引用抜粋) 以上がその後の動きです (市会議員・中島健一) HOME |