2002年(平14)9月12日 No.143 行政改革実施計画先日説明のあった行革の内容について、新たに追加されたものを主に紹介します。 ○サマーカーニバル等イベント補助金の見直し 財政状況が厳しいと、次々行革を打ち出している市ですが、「ちょっと待てよ」という感じです。行革は必要ですし、市民から批判のある民間委託等も、民間でやれるものは民間活力も導入する方向は、わたしも賛成するものです。しかし、ここぞとばかりに、「なんでもかんでもやってしまえ」では困ります。 基本方針の中では「具体的な実施にあたっては、市民の皆様及び関係諸団体に十分説明し、提案すべきは提案して理解と協力をえながら進めます」とあります。その言葉どおりの行動がまさに求められているのですが、これまでそれが十分でなかった点も。市の動きをこれからも注視することが必要です。 情報公開条例の施行に向けて 10月から条例が施行されるに伴い、議会でも検討会が設置(議会運営委のメンバーで構成)され、内部協議が始まりました。わたしもメンバーの一員として参加しています。 ○議会規定の整備 ○会議の公開について ○記録の扱い 議論に参加して、微妙に意見の違いがあることもわかりました。今月中に条例施行に関係ある部分については最終的には結論をだす必要があることから、今後数回検討会がもたれることになりました。 事務局から修正案 都市計画審議会の報告を以前しましたが、その会議を受けた修正案、そして事務局の考え方を示す資料の提出がありました。 復興の特別委員会 西部の区画整理事業についての進捗状況の説明がありました。 平成十三年度の決算概要十三年度末の一般会計市債残高は1100億円を超えて、震災前の四倍強となっています。また、市債の償還額は100億円近くになっています。この間、市税収入は減税措置などで連続減少していましたが、四年ぶり前年を上回りました。しかし、まだ厳しい状況には変わりはありません。 (市会議員・中島健一) HOME |