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2002年(平14)7月25日 議会レポのロゴ No.137

業者紹介等の調査結果

 汚職の調査特別委員会は、業者紹介等の実態調査のために市の課長級以上を対象にアンケート調査行いました。その結果を報告します。

  紹介を受けたのは
合計 1-5人 6-9人 10〜
市議会議員 24 20 3 1
県・国会議員 6 6    
他市の議員等 4 4    
役所の上司 3 3    
同僚・部下        
業者 5 4    
市民 3 2    
その他 1 1    

  圧力を感じたのは
合計(人) 1 2 3 4 5 6-9 10〜
市議会議員 13 5 6 1       1
県・国会議員 1 1            
他市の議員等 2 2            
役所の上司 1 1            
同僚・部下                
業者 3       1   2  
市民 2       1     1
その他 0              
 
紹介のあった業務は
入札等 許認可 人事等 その他
8 5 5 12
3 1   2
1   1 2
       
       
3     2
2 1    
  1    

業者紹介三割も…

 その他、「業者の紹介を受けた事があるか」の質問には、約三割の職員があると答えるなど、その片鱗が明らかになりました。
  アンケートの意見欄では

☆議員等の紹介を一切禁止する事
☆紹介はやむをえないと思う。倫理観を持ってもらえばよい
☆個人の資質の問題である。資質の向上を図ること
☆権限をもった管理職の意識改革。タチの悪い議員のシメ出し。選挙民の責任も大きい
☆市長の姿勢によるところが多い
☆チェック機能を高める事

 など、多数の意見が出されていました。
 市と議会は、今年の一月に倫理条例を施行しました。その中では、特定業者などを推薦・紹介することを一切禁じることになりましたが、それが遵守されるためには個人の自覚とともに市民の監視がまだまだ欠かせません。

(市会議員・中島健一)


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