2002年(平14)5月30日 No.129 6月議会日程決まる20日に開かれた議会運営委員会で、6月議会日程が確認されました。
審議は先送り…定数削減等の特別委員会は16日に会議を開きましたが、途中で審議が紛糾、次回に日延べされました。紛糾の理由は、「疑惑」があると言われる議員が議案提出者になっているので、「疑惑」を晴らす方が先だと一部会派が主張したため。 これは、審議先送りための紛糾でしかありません。「疑惑」といわれるものが事実であれば仕切りなおしも必要でしょう。しかし、この事については、前回審議の時に「汚職に関わってない」「あったら議員を辞める」とまで提出議員から発言があったのですから、それを前提に委員会では議案審査に力を入れなければならないはず。「疑惑」が晴れるまで審議できないなどは、見方によっては無責任なやり方です。 もちろん「疑惑」があるのなら解明しなければなりませんが、それは別の委員会等ですべきですし、そもそも「疑惑」の出所は共産党が警察調書と決めつけている出所不明の文書。自ら「怪文書といえば怪文書」と言いながら市民向けには「警察調書」とし、検察に調書公開を求めている議会には文書の一部しか公表せず、やり方があまりフェアーじゃないと思います。 汚職の特別委員会も紛糾 20日の特別委員会も「怪文書」で紛糾しました。 結論としては、正式な供述調書を入手してから改めて審議する事に落ち着きました。 (市会議員・中島健一) 番 外今年度の五つの重点課題芦屋市教育委員会が掲げている重点課題を、お知らせします。 1 保護者・地域から信頼される学校園づくりをする 教育は、学校・家庭・地域社会がそれぞれの役割を果す中で、大きな効果を上げることができる。 2 基礎・基本の知識の確実な習得と個性・能力を伸ばす教育を進める 各教科の基礎・基本はもとより、「生きる力」の基本となる学力を習得させる必要がある。そのためには、変化の激しい今日において求められる基礎的・基本的な学習内容を明確にし、繰り返し学習させることによってその定着を図り、思考力・想像力・判断力・表現力を培うことが重要である。そして、児童生徒の学習状況等について、目標に到達しているか的確に評価し、児童生徒・保護者に伝えるとともに、指導の改善に反映させることが大切である。 3 学校・家庭・地域社会が一体となって心の教育の充実を図る 人間関係の希薄化、規範意識等の低下が問題化している今日、生命の尊厳や人間尊重の精神を基盤とした幼児期からの心の教育の充実が求められている。 4 厳しさに耐える心と体を育てる教育を進める 昨今の子どもは、人間関係をつくるのが苦手で、困難と直面した時の自分と向き合えない傾向がある。スポーツや文化活動は、その楽しさや喜びを味わうとともに、公正さを重んじる精神、思いやりの心、忍耐心や克己心を涵養するなど、子どもの心の育ちに寄与するところが大きい。 5 教師自らの人格形成と指導力の向上を図る 教職員が幼児児童生徒に与える影響は大きい。そのため、教師は自らの使命感や倫理観を高め、専門的な知識・技能や実践的な指導力とともに高い志や品性を身につけ、子どもに敬愛されることが重要である。 以上 市長の施政方針演説より 学校教育につきましては、各学校園が教育目標達成のために、家庭や地域の意見を得ながら、自らの判断で特色ある学校園づくりができるよう支援してまいります。 さらに、昨今の青少年問題を重く受け止め、すべての学校教育活動において基本的な生活習慣や善悪の判断力を培い、好ましい人間関係を築いていくなかで、道徳性や社会性の涵養に努め、学校が「豊かな心を育む場」となるよう道徳教育の充実を図ります。 また、読書活動の一層の充実を図るとともに、コンピュータやインターネット等を積極的に生かし、児童生徒の情報活用能力向上と家庭や地域とのネットワークづくりを図ります。 (以下略) HOME |