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2002年(平14)2月7日 議会レポのロゴ No.115

予算の審査方法は…

 28日(月)に開かれた議会運営委員会で来年度予算の審議方法について協議されました。
 議会改革の一環として予算審議は、これまでの予算を分割して常任委員会で審議する方法から、特別委員会方式に昨年から変更されていました。

 変更の理由は、予算を分割し独立の委員会で審議する方法は予算審議に馴染まないという通達があることや、決算は特別委員会で審議しているから同じ方法で、等によるものでした。しかし、実際に審査をしてみると決算とは違い、審査に時間がかかり委員にも負担がかかりすぎるとの声が出ていました。一部には、選挙前には予算委員にはなりたくないという非公式発言も。

 これらを受け、今回来年度予算の審議方法について協議する事になった訳です。事務方からは「頻繁な審査方法の変更はいかがなものか」の声もあり、協議では結論に至らず、次の議運で決める事に。

現在出ている審査方法案は
○現行どおり
○全議員による特別委員会を設置し、分科会方式にする
○以前の予算分割審査に戻す など

 私は、現行の特別委員会設置は維持し審査するべきと考えています。しかし、現行のままでは予算委員の負担が大きく審査が不十分になるおそれと、審査日程などを考慮するならば分科会方式がベターか…。

三月議会の日程

2月19日 議会開会告示日・議案説明会
20日 全体協議会・財政収支について
25日 議会運営委員会
26日 本会議・市政方針演説
27日 建設常任委員会・民生常任委員会
28日 文教公営企業常任委員会・総務常任委員会
3月6日 議会運営委員会
7日 本会議・現年度分採決、総括質問
8日 総括質問
11日〜15日 各常任委員会・予算審査
※予算の審査方法が未定の為、日程はまだ不確定です
22日 議会運営委員会
25日 本会議・採決、閉会
                              

代表者会議では

 伊藤議員発行のニュースについて協議されました。
これは伊藤議員のニュースで、建設常任委員全員の顔写真入りで「建設族」と表現していることを、議会の問題として取り上げてほしいとの要望が出されたため。

 国政で言うところの「族議員」とは、その分野の利益代表議員を一般的に指していますから、市議会における建設常任委イコール「族議員」でない事は明らかです。表現が不適切である事は明確ですが、「まず建設委員会で対処を」となりました。

費用弁償は…

 阪神水道企業団議会議員の費用弁償のあり方について意見交換がありました。芦屋市議会としては結論を出さず、阪水議員と企業団議会の判断に委ねる事に。

策定委員会の派遣

 市当局から議会に、「芦屋すこやか長寿プラン21策定委員会委員」の委員派遣要請がありました。
議会改革の一環として、議会からの各種委員派遣についてはいろいろと意見のあるところです。プラン策定後、議会で議論されるものであれば派遣する必要はないし、議会で重要なプランについて議論の場がないということになれば、これはこれでまたおかしな話です。

 今回当局からは、議員名指しでの要請だったとか。本来なら、どの議員を派遣するかは議会側の問題であるはず。当局側の見識が問われるところです。

結論としては、民生常任委員長職の議員を当面派遣する事に落ちつきました。

来年度議会予算について

 議会の予算要求については、議会側の努力もあり昨年度に比べ、約140万円の減額案を出していました。これにプラスして議員期末手当の減額が昨年提案・可決されたため、さらに約220万円の減額予算となる予定です。

(市会議員・中島健一)


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