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2002年(平14)1月31日 議会レポのロゴ No.114

山手小学校で教室不足?

 建て替えて日も浅い山手小学校で教室が不足するという、行政の予測ミスとも言える事態が昨年から問題になっていました。建て替え審議の際にも、「教室数はこれで十分」と教育委員会は答弁していたにもかかわらず、最大でも468人と見込んでいた生徒数は、現在496人まで増えています。これ以上は教育上も問題が出てくると、その対応策が議会に示されました。

 対策は、校区の一部に調整区域を設け、保護者が希望をすれば学校を変更できるというもの。

調整区域

★大原町、上宮川町、業平町は希望すれば岩園小学校 
★前田町、清水町は希望すれば精道小学校

 これは、あくまでも保護者からの申し出があればとの説明がありました。

学校でセクハラ?

 「教諭にセクハラ写真疑惑」の新聞報道について、教育委員会から説明がありましたが奥歯に物が挟まったような感じでした。

今回の件については…
☆マスコミにリークしたのが誰であれ、生徒が特定されないよう細心の注意をしたのか。また、教育委員会もその点での配慮が無さすぎる。
☆事実関係が確認されないとはいえ、教諭を担任のままにしておくのは問題。
☆当該生徒と教諭の話し合いの場を何度か持つことが、解決になるのか。
☆「何らかの指導は必要」としながらも指導だけで終わるのか。
などいろいろ考えてしまうのですが、最善の対応を教育委員会に期待したいところです。

謝礼を要求された…

 汚職の調査特別委員会は、長谷議員が便宜を図って300万円を受け取ったとされる伊丹市内の業者社長を参考人招致しました。

 業者社長は、「市議から(落札金額の)2〜3%を要求された」とし「謝礼の話はこちらからしていない」「何で要求されるのかわからない」と謝礼の支払いを否定しました。しかし、下請け業者(大協)については、議員の紹介で仕事につかせたの発言も。

 また、議員からいやがらせに近いものがあったこと、「芦屋に出入りできなくなる」という趣旨の圧力をかけられた事などを陳述したところです。

 しかしながら、この間の議員と業者の発言が食い違い、真偽がはっきりしないため調査特別委員会は2月7日に長谷議員、元請業者、下請け業者の三者を参考人として同時に呼び、事実関係を明らかにしていく事を決めました。

議会改革は…

 22日に議会改革の各分科会が開かれました。
午前中は第一分科会が開かれたのですが、会議の進め方について紛糾。審議は進められないまま、会議は閉じられてしまいました。

 紛糾の理由は、会議の進め方について事前に理事会を開いて確認していないというもの。確かに一理あるようにも思いますが、開会の案内から日があったのですから事前に座長の方と調整していれば、効率よく運営できてたと思うのですが…。

 その後、理事会が開催され午後からは第二分科会が開かれました。
分科会の中では、予算特別委員会のありかたについて意見の不一致が出てきた事など、新たな点もありましたが、ほぼ先回報告した内容で委員会に報告される事になりそうです。

(市会議員・中島健一)


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