再度の辞職勧告

　長谷基弘議員への再度の辞職勧告が、全会一致で可決されました。
決議文の一部を紹介します。

　「長谷議員は、本年第一回定例市議会における問責決議の弁明で『今回の事件で私への金銭供与に関して、そのような事は一切ございませんと明言しておきたいと思います。これは本会議場での議員の名誉をかけた発言であると、おとりいただければ結構かと思います。』と述べ、金銭授受の事実をひた隠しにしてきたが、これは市民と市議会を欺くものであり断じて許す事ができない。加えて、今回の金銭授受について、捜査当局の刑事手続きがとられないことをもって不正行為に当たらないかのような開き直りに終始した態度には、もはや公職にあるものの最低限の倫理観さえ見出すことはできず、市議会議員としての資質･資格とも喪失していると言わざるを得ない。」

まだまだ続く…

　元助役の調書の中には、業者を紹介した議員の実名があと数名載っている事が明らかになっています。年が明けたらその名前も明らかになっていくでしょうから、汚職再発防止に向けての解明はまだまだ続きます。

積極関与を否定

　十四日（金）に元助役の公判がありました。検察側の被告人質問で元助役は、事件については「結果的にそうなっただけ。私は強引にしていない」と積極的な関与を否定しました。

また談合情報、入札延期

　十四日に予定されていた公園整備工事二件の入札で、事前情報がマスコミに。市は二件とも入札を延期しました。週明けに工事関係者から事情を聴取するようです。

（市会議員・中島健一）