入札監視委員会の設置へ

　市は十五日、入札契約制度改善委員会からの提言を受け、「第三者で構成する入札監視委員会」を年度内に設置する方針を決めました。

　出された提言を受け開かれた市の入札契約制度検討委員会は、提言内容について「基本的に全て実施」することを確認しました。その上で、指名停止期間の延長など四項目の提言は来月から実施し、入札監視委員会については年度内に設置を決めたところです。

　提言内容については前々回の議会レポで概要をお知らせしたところです。今回の監視委設置など、いつにない市の素早い対応にはその姿勢を素直に評価したいと思います。

　しかし、前回指摘したように提言にも不十分な点がまだあり、それをどう今後充実させていくかが課題として残っている事を指摘しておきたいと思います。

贈賄三被告に有罪判決

　前助役の汚職事件で、贈賄を問われていた三業者に執行猶予つきの有罪判決が下されました。

　判決では市議の仲介を認定、前助役のたかり体質にも言及がありました。また、公判の中では、これまで名前の挙がっている市議とは別の複数の市議が、前助役に対し業者の推薦をしていた事も明らかになりました。 これを受け、議会の調査特別委員会は三業者の証人喚問を28日（水）に行う事を決め元助役や市議との関係や経緯などについて質疑を行います。

（市会議員・中島健一）