[バックナンバーINDEX] [HOME]

2001年(平13)5月10日 議会レポのロゴ No.84

子連れは無理でした

 先月下旬、天皇が被災地に視察と慰問に来ていました。議員にも一ヶ月ほど前から来芦の連絡があったところです。それを知らせる文章には「厳秘」の文字が。

 「厳秘」と言われても公の日程でしょうから、どう扱えばいいのかと聞いたところ「日程は公表されていますが、具体的にどこを訪問するかは、警備上口外はまだしないでほしい」との事。テロを警戒しての事のようですが、マスコミにも公表されている事実ですからあまり意味がないような…。

 それから数日して、天皇の来芦にあたって小学校でのお迎えに参加するかどうかの連絡がありました。そんな事を忘れた頃、日が近づいてくるとやたらと警察車両が目につくようになり、小学校付近のマンホールは全て封印シールをはってまわったり警備が厳重に。

 議会事務局からは、「当日議員バッジを忘れないように。バッジがなければ参加できません」とのこと。バッジが参加者のあかしになるんだとか。改めてバッジをしげしげと見てしまいました。

 まあ、何事も経験と参加するつもりでいたのですが、前日から子どもがとびひになり、「保育所は休んだ方がいいでしょう」医師からの宣告。事務局に「当日は子連れでも良いか?」と訊ねると「だめです」の返事。子連れ参加は、はかなく消えました。

(市会議員・中島健一)


議会レポNo.83へ

バックナンバーINDEXへ
HOME