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2023年(令和5年)11月16日議会レポのロゴNo.818

※いじめの報道

 8日の午後1時半頃、教育委員会から「いじめ重大事案(MBS様報道)の調査報告について」というメールが届きました。「MBS様」なんてえらく丁寧だな〜、と思いつつ読むと次のようなものでした。

 標記の件につきまして、本日11:30〜MBS様にて報道されております。
 本件については現時点において、第三者委員会(いじめ問題対策審議会)に諮問している段階であり、答申は、年内を予定しております。
 以降ガイドラインに沿って対応させて頂きます。

 これだけでは何のことか良く分からず、調べてみると、

 「市教委などによると2021年12月、女児がいじめを受けたと学校に伝え、事案が発覚。女児は22年3月までに計49日間欠席した。
 芦屋市は、いじめ防止対策推進法に基づき、いじめが疑われる不登校が年間30日以上となった場合に重大事態と認定して調査すると定めているが、実際に認定したのは同年7月だった。

 同市教委は「学校側は関係者への聞き取りなど解決のために動いていたが、女児の体調が悪化したことなどを鑑みた」としている。女児はその後も学校を休みがちとなり、今年3月に転校したという。」(神戸新聞より)

との事。続く報道では、「認定後は速やかに市長へ報告することが国の指針で求められているが、市教委から市長への報告は昨年9月で、約2か月も要していた。」(読売新聞)

  そんな報告あったか?? とすぐには分かりませんでしたが、今年の3月に芦屋市いじめ問題対策連絡協議会等条例の改正で専門部会を置くと言う議案が出され、その理由として少し報告 がされていました。しかし、教育委員会は重大事態の件について「詳細は控えさせて頂きたい」にとどまっていました。

 いずれにせよ、間もなく始まる定例議会では、動きがありそうです。

※監査請求の結果 
 市民から監査請求がなされ、その結果の通知がありましたのでお知らせします。

▼請求の要旨
 市長が職員に命じたJR芦屋駅南駅前東西線の一部の芝生化を検討することに係る費用の支出は、本件事業目的に反する公金の不当支出である。

▼監査の結果
 本件請求は法第242条に規定する住民監査請求の対象となる要件に該当しないため、住民監査請求としては不適法であり、却下することとする。

※PEACEプロジェクト
 教育委員会が、「 Ashiya PEACE プロジェクト」に取り組みます、と資料を配布しました。資料によると…

 このプロジェクトは、令和5年8月に策定された教育大綱の中でも、特に「児童生徒」の「ちょうどの学び」の実現を目指すものです。
 「みんなで同じことを同じペースで一律に」といった教育から 、「 一人ひとりの個性が認められ、響き合い、共に新たな価値を創造する教育」へと市全体を挙げて構造転換を図ります。

となっています。これだけでは「構造転換?」なるものも分かりませんので、「詳細は、別添えのリーフレットをご参照ください」とあったリーフレットを読みました。でも、何をするのかよく分からないというのが正直なところでしょうか。

 書いてあること目指したいことが、素晴らしいものであるのはわかるのですが…。

(市会議員・中島健一)


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