2023年(令和5年)10月19日
No.816
※住民監査請求
先月の下旬に、地方自治法第２４２条第１項の規定による住民からの監査請求があったと、監査委員からの通知がありました。請求の要旨は…
ＪＲ
芦屋駅南地区市街地再開発事業において、市長が職員に命じたＪＲ芦屋駅南駅前東西線の一部の芝生化を検討することに係る費用の支出は、都市計画審議会、阪
神間都市計画事業(芦屋国際文化住宅都市建設事業)第二種市街地再開発事業の施行に関する条例、令和５年６月議会で市長が再開発ビル建設を認めたことと矛
盾し、公金の不当支出である。監査委員は、市長に対して芝生化の検討中止の勧告を行うことを求める。
と言うものです。
今後、監査委員が対応し、結果についてはまた報告がありますので、報告があり次第お知らせするようにします。
※組織改正がありました
１０月１日付で組織改正が行われました。
道路公園施設の維持管理、交通安全対策及び環境施策の連携推進の体制強化を行うため、必要な要員を配置するもの、とし都市政策部都市基盤室に維持施設担当課長を新設、市民生活部環境・経済室環境施設課に環境施策担当が新設されました。
環境施策担当は、報道にもありました神戸市とのごみ処理についての連携を推進するためのものかと思います。連携は進めるべきだと思いますが、既に芦屋市は 独自のごみ処理施設建設に向け動き出していますから、仮に変更が加わるのであれば、時期を逸しないよう適切な判断をしなければ混乱を招くことになります。 市民の利益を第一に、お願いをしたいところです。
※視察の受入
コロナ下において、行政視察を自粛する自治体が多くありましたが、徐々に芦屋市を訪問する議会も増えてきています。
今月、視察に来られる議会は…
東京都武蔵野市議会
群馬県みどり市議会
福井県敦賀市議会
東京都目黒区議会
神奈川県相模原市議会
沖縄県宜野湾市議会
千葉県船橋市議会
となっています。視察が有意義な時間になる事を願いつつ、できれば芦屋市に宿泊し地元商店などに潤いを与えて欲しいものです。しかし、現実的には、宿泊先は神戸か大阪に流れていくのが寂しいところです。
※あしや温泉 再開しています
９月の初めに源泉を汲み上げるポンプ設備系統の動作不良が発生し、温泉水を供給できなくなって営業を休止していましたが、現在再開をしています。
湯温、泉質も変わっていませんので、ぜひご利用ください。
※市立芦屋病院 表彰される
第１７回ＪＩＩＭＡ(公益社団法人日本文書情報マネジメント協会)ベストプラクティス賞の優秀賞が決定し、来月１４日に受賞記念講演が行われるとの事です。
授賞理由は、電子処方箋の早期導入と、周辺地域への導入推進に積極的に取り組んでいる点ですが、特に、電子処方箋の導入では、医療の質の向上、患者ケアの 効率化、データの有効活用など、さまざまな面で先進性があるところですが、未だに導入率が数パーセントである中で先駆けて取組んだことが先進的であると、 評価されたようです。
ちなみに、国のモデル事業以外で運用開始時点から参加したのは、市立芦屋病院だけです。いや、実に素晴らしい事です。市民病院は、今後も電子処方箋の積極的活用に努めるとともに、ＩＣＴ 化を通じた医療の充実に取り組んでいきますので、ご支援を宜しくお願い致します。
この賞で他に優秀賞を受賞したのは小田原市です。市所蔵文化財の包括的デジタルアーカイブの構築が評価されてのことだとか。
（市会議員・中島健一）
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