2023年(令和5年)9月14日No.815 ※滞納 少し減ったかな?決算資料から少し紹介。昨年度の収入未済額は、約1億5千万円。一昨年度よりは約7千万円の減。滞納繰越分と合わせても若干減ってはいますが、総合計は約9億8千万円。まだまだ多いです。 また昨年度の不納欠損額は、約1億3千万円。この金額があればもっと良い事業ができるのに…、と思ってしまいます。ちなみに内訳は、消滅時効が完成したもの約350万円、法令等で消滅したもの約1億2400万円でした。 この数字は一般会計のみで、他の会計、例えば国民健康保険事業の滞納繰越分を見てみると、1707件約2億円となっています。 ※もう少し 詳しく見ると… 昨年度の一般会計の滞納を少し詳しく。 一番多いのは市税の滞納、3887件金額にして約7億7500万円。職員も頑張って徴収しているのですが、大きな金額です。 なんで払ってくれないの?? と疑問がわいてくる滞納は、保育料や学校園の給食費でしょうか。羅列してみます。 保育所入所負担金 79件 約198万円 延長保育事業負担金 52件 約17万円 市立保育所保育料 54件 約173万円 小中学校給食費 1958件 約730万円 これだけで、1000万円を超えています。それぞれ事情もありますので、市も丁寧に説明しつつ完納目指し努力を続けています。 あと大きな金額になっているのは住宅使用料です。件数にして247件約3000万円となっています。今年度、19件分約570万円分は債権放棄(行方不明)しています。 ※市の職員数 決算資料によると、芦屋市の昨年度の職員数(年度当初)は、1077人。一方、会計年度任用職員、いわゆる臨時(と言っても継続される場合もあるので長期 の人もいます)に雇用されている人は716人で、結構いらっしゃいます。市内では一番多くの人を抱える事業体と言えます。 ※不登校児童生徒の実数 昨年度、年間30日以上の欠席をしている不登校児童生徒は、小学校で73人、中学校で126人、計199人となっています。 以前、不登校の生徒は現在何人いるのか、と聞いた時に「片手の人数もいません」と、明言されていたのが遠い昔になりました。 ※胃内視鏡検査の開始 以前にもお知らせしたかと思いますが、本市の胃がん検診において受診機会の拡大のため、胃内視鏡検査が始まります。 対象者は50歳以上の市民で2年に1回となります。ただし、受診できない人もいますので注意が必要です。検診費用は、4,300円。詳細は健康増進係まで確認を。 ※臨時休業 あしや温泉 4日に源泉を汲み上げるポンプ設備系統の動作不良が発生、温泉水を供給できなくなりました。同日より営業を休止しています。 専門業者による点検を行った結果、ポンプ部分の異常であることを確認できたのですが、詳細については引き続き調査する必要があるため、源泉井戸の専門業者による調査手配を進めているそうです。 現時点では再開の目途は経っておりませんが、一日も早く復旧できるよう努めているとのことです。 (市会議員・中島健一) HOME |
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