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2023年(令和5年)8月10日議会レポのロゴNo.812

※教育委員会 人事異動

 私も議会で取り上げた教育委員会の人事、8月1日付で人事異動がありました。
 4月に、これまであった管理部、学校教育部、社会教育部が統合され、新設の教育部だけの1部体制になり、いろいろと課題が指摘されていました。そして今回、理由(※)は色々と述べていますが、教育部に参事(学校教育担当部長)を新設し、一応2部体制となったところです。

※ 令和5年5月に島市長が就任し、その政策提案として、学校教育については、「最高の学びができる芦屋」の実現、特には「ちょうどの学習」の提供、教員の 働き方改革を掲げている。この政策は、現在、第3期芦屋市教育振興基本計画に基づき進めている教育委員会の方針とも一致したものであり、その取組を強化す るため、今回、学校教育部門の組織改正を行う。

※市民からの苦情
 議会事務局より報告がありましたので、紹介します。

内 容
・ 各自治会の規約により、各自治会が集まって開催するブロック会議の出席は、各自治会会長となっている。議会申合せにより、議員は3役になれないと聞いてい るため、ブロック会議に出席はできないはず。議員が会議出席メンバーでない場合は、出席を自粛するよう案内を出してほしい。
・議員が自治会のブロック会議に突然出席し発言することに対して、議員というのは本来そういうことは自粛すべき立場ではないのか。

 議員とは誰のことなのでしょうか。
 自治会規約の詳細が分かりませんので断言はできませんが、この内容から判断するとやはり不適切と言えるかもしれません。
さてさて。

※環境に関する調査
 芦屋市の環境に関する基本計画を定めた計画が令和6年度で終了するため、次の計画が策定予定で、また、新たに地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の策定も予定していることから、環境に関してアンケート調査を実施することに。

 調査対象者は、市民(無作為に抽出した2,000人)と小中学生となっています。調査方法は違いますが、無作為抽出の市民にはアンケートが郵送されますので、ぜひご協力をお願い致します。

※一般質問の概要
 先の定例議会で一般質問に立ち、〇市の組織、事務分掌について 〇就学前の子供への支援体制について を質問しました。その概要を紹介します。

  今年度4月1日付で市の組織改正が行われた。限られた人員で多様な市民ニーズに対応できる組織体制構築のため、引き続き関連業務の統合や事務事業の整理等 を図るとともに、持続可能な行政サービスを提供する上で必要となる組織のスリム化を進める。とし、組織改編に伴う管理職ポストの適正化  と併せて室の設 置が行われた。

 この室の設置だが、「より効率的対応力を備えた組織とするため」としているが、人の配置を見る限りでは、私はどうしてもそのようにとらえられない。なぜ室長を兼務している部長が多いのか。

 次に、今回の組織改正において、教育委員会では3部体制が1部体制になった。この1部体制は適切な判断だったのか、そもそもなぜ1部にする必要があったのか。

 今 回の組織改正では、消防においても室が設置された。ただ、いまだに規則や規定がHP上では更新されていないのが気になる。公布がなされたとしても、広く周 知しなければ意味がない。広告式条例に基づき、公布は適切に処理されているものと思うが、なぜ更新が為されていないのか。

 就学前の子供 への支援は、少子化対策、また豊かな社会を築くためにも必要な政策の一つだ。ところが不適切保育の報道も地域によってはある。市は、保育所等における不適 切事案を発生させないための取り組みをどうしているのか。また、子ども家庭ソーシャルワーカーの資格が新たに設けられるが、市において活用は検討している のか。

等々を質問しました。

(市会議員・中島健一)


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