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2022年(令和4年)11月3日議会レポのロゴNo.788

※防災総合訓練

 20日(日)9時半から、市立体育館・青少年センター、川西運動場にて開かれます。併せて「緊急地震速報訓練」と「兵庫県津波一斉避難訓練」が連続して実施される予定です。

  会場では、子供も楽しめて学べる、そんな防災訓練になっています。でも、いざという時しっかり役に立ちますよ。はたらく車大集合、ドローン体験、スタンプ ラリーもありますし、煙体験ハウスに消火器取扱い訓練などなど。そして何と言っても、体感型防災アトラクション(実体感型防災訓練)は、外せません(こち らは事前予約が必要です)。ぜひプロモーションビデオをご覧下さい。

※保育所でアスベスト 続報
 先回、経緯等をお知らせしましたが、アスベスト除去工事を行うため、2週間ほど保育所の移転運営が行われます。

予定では…
 11月3日(木)〜 6日(日) 引越
           (打出→旧精道こども園(川西町))
  7日(月) 旧精道こども園(川西町)での保育開始
        打出保育所アスベスト除去工事開始
 18日(金) 旧精道こども園(川西町)での保育終了
        打出保育所アスベスト除去工事終了
 19日(土)〜20日(日) 引越
           (旧精道こども園(川西町)→打出)
 21日(月) 打出保育所での保育開始
 
 以降、打出保育所調理室の点検・清掃・消毒実施後、自園調理を開始(12月中旬頃)。
 子供への影響は最小限になるよう、手を尽くして頂きたいところです。

※やっぱり多すぎ かな?
 決算審査から見えてくるものは、いろいろあります。たとえば市の職員数。年々、増加している、とか、会計年度任用職員が昨年度で言えば、769人いる、とか、です。その中でも気になるのは、市職員の傷病欠の状況です。

 昨年度に傷病欠でひと月以上休んだ人が53人、ひと月未満が41人、計94人が休んでいます。これはこれで仕方ありませんから、ゆっくり休んでいただいて早期に復帰して頂ければよいかと思います。まあ、1割近くの傷病欠がある、と言うのは気になりますが。

 それ以上に気になるのが、取得理由で昨年度を見ると、一番多い理由が「精神および行動の障害(※)」と言うもので32人。これはひと月以上休んでいる人53人中の32人ですから、過半数を占めています。

※統合失調症、躁病、躁うつ病、うつ病、神経症性障害、アルコール依存症、精神障害、その他の精神及び行動の障害

 これは、やっぱり多すぎ〜、と思います。職場環境に問題があるようであれば、改善しなければなりません。さて、実態は…。

※市内業者の入札状況
 500万円以上の工事で市内業者の入札状況ですが、この5年間では最低の請負率、53%になっています。

 この数字をどう見るのか、難しいところではあります。公正公平に入札が行われている結果でもありますし、それだけ市の予算を効率的に運用しているからです。

 で も、地元の業者を育てていくという視点、そして災害時などの対応を考えると、効率的な運用だけで良いのか、という疑問も出てきます。そこに付けこみ不正の 温床にもなるわけですが、そこをクリアしつつ地元業者を育てていく事は、芦屋市にとっても一定のメリットがあるわけです。 

 もう一つの視点は、芦屋建設業組合加入業者の請負率が、昨年の半数以下になっている事です。これも公正公平な入札の結果ですから仕方ありません。

 ただ、市内業者の組合加入率が低く、半数以下であるのも要因のひとつです。この点は、市はどう見ているのでしょう。市内業者育成をしていくのであれば、組合との関係も適切に維持していかなければなりませんし、その加入率が低い状況は気になります。
 難しい課題ではありますが、バランスの取れた運営について心掛ける必要があります。

(市会議員・中島健一)


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